2010/12/31

Facebookのチャット履歴を保存する

Facebookのチャットには履歴の保存機能がありません。
チャットした後になって履歴を見返そうと探しても見つからず焦っている人もいるかもしれませんが、そもそも機能としてありません。

直近の会話は一時的に記録されているけど、相手一人当たりの保存量に制限があるらしく、制限を超えたものは古いものから消えて行くようです。
実際に、ちょっと自分のチャット履歴を掘り返してみたところ、3年前にちょこっと会話した相手との履歴は残っていましたが、半年前に少し長めに会話した相手との履歴は途中までしか残っていませんでした。

もうじきNew Messagesがユーザ全員に行き渡れば履歴問題は解消されるかもしれませんが、それまでの間はデスクトップのチャットソフトを使って履歴を保存する方が良いでしょう。

チャットソフトと言っても、常用して慣れているソフトでほぼ大丈夫。
プロトコルとして ”Jabber” に対応していればFacebookチャットが使えます。

さらに、例えばマルチプロトコル対応「Adium」のように、あらかじめFacebookチャット用に設定されていて、Facebookのログインメルアド(またはパブリックユーザー名)とパスワードを指定するだけで使えるようになるものもあります。

iChatの場合はもう少し複雑。

「環境設定」→「アカウント」で新規アカウントを追加します。
プロトコルは ”Jabber”
アカウント名は ”PublicUsername@chat.facebook.com" を
パスワードはFacebookのそれを
それぞれ指定します。

サーバオプションはこの時点では設定しなくてもOK。


出来上がったアカウントの 「アカウント情報」 を確認します。

”このアカウントを有効にする” をチェック。

”iChat の起動時に自動的にログイン” は好みに応じてチェックまたはアンチェックします。

”説明”欄には、このアカウントを表す分り易い説明を書いておきます(実質何でもよいです)。
また、Jabber ID が ”PublicUsername@chat.facebook.com" になっていることを確認します。

あ、パブリックユーザー名を設定していない場合の設定方法は判りません(笑

New Messagesでいずれ必要になるので早めに取得しておいた方がいいですね。


次に「サーバ設定」

サーバは "chat.facebook.com"

ポートは 5222

SSLを使用 はアンチェックします。

他の項目はデフォルトのままにしておきます。

これで iChat のFacebookチャットを使う準備はOK

なお、チャットの履歴を保存するには、「環境設定」→「メッセージ」で ”チャットの記録を保存” がチェックされていなければなりません。


iChat で見たFacebookチャットのウィンドウ。

自分のフレンドリスト毎にオンラインになっている人数が分かり見通しが良いですね。
(FBのページの下に表示される”Chat”ボックスを開き、リストのON/OFFをすることでクライアントソフトで見えるリストをコントロールすることができます)

あとはiChatで普通にチャットするようにFacebookでチャットが行えます。

Facebookチャットで重要な話をする時は、こうしてクライアントソフトを使って、しっかりチャット履歴を保存したいものです。

また、ブラウザを立ち上げていなくてもクライアントソフト単体でFacebookチャットを利用することができます。

Best of 2010

恒例の今年のベスト2010
昨年の「Best of 2009」はこちら。


ベスト・ライブ:バッド・カンパニー。次点はAC/DC

ワースト・ライブ:今年は3本しかライブに行ってないので該当なし

ベスト・パフォーマンス:Antony & THE OHNOS

ベスト・アルバム:Neil Young / Le Noise

ベスト・リイシュー:Bruce Springsteen / Darkness On The Edge Of Town
次点はExile On Main Street

ベスト・コンピレーション:Bruce Springsteen / The Promie

ベスト・カムバック:ギル・スコット=ヘロン

ベスト・映画:インビクタス。次点はハート・ロッカー

ベスト・リバイバル映画:特攻野郎A-チーム(リメイクだけど)

ワースト・映画:該当なし。次点はアバター

ベスト・TV:W杯南ア大会、日本対デンマーク戦の中継

ベスト・リバイバル:ジェームス・ブラウン

ベスト・BUY:iPhone 4

ベスト・サイト:Facebook

ベスト・コンピュータ:iPad

コンピュータ・オブ・ナイトメア:実家のウインドーズマシン(3年連続!)

ベスト・ソフトウェア:RockMelt

ベスト・イベント:はやぶさ

ワースト・イベント:酷暑

ベスト・ツアー:伊豆波乗り一週間

ベスト・ドレッサー:内田裕也

ベスト・アスリート:安藤美姫

RIP:デニス・ホッパー、キャプテン・ビーフハート、アレックス・チルトン、アンディ・ハンメル、アリ・アップ、テューリ・カプファーバーグ、ミック・グリーン、ボビー・チャールズ、リッチー・ヘイワード、ベン・キース、スティーブ・ジョーダン、ラーシャ、テディ・ペンだーグラス、キャットフィッシュ・コリンズ、ゲイリー・シャイダー、ウィリー・ミッチェル、シュガー・マイノット、ロニー・ジェイムス・ディオ、ケイト・マクガリグル、ピーター・クリストファーソン、マルコム・マクラーレン、谷啓
大野一雄、J.D.サリンジャー、浅倉久志、J.P.ホーガン、ディック・フランシス、ロバート・B・パーカー、エリック・ロメール、マーティン・ガードナー、アレキサンダー・マックィーン、ラッシャー木村


今年も行けたライブは少なかったけど、35年ぶり来日でようやくにして観ることが出来た生ポール・ロジャースなバッド・カンパニーがやはりベスト!
まさかのFreeも聴けたし、サイモン・カークにも逢えたし。ストラングラーズの後楽園ホール、Phishのレインボウ・コンサート、Patti SmithのBlitzといったこれまで体験した伝説的ライブ以上の圧倒的ライブでした。
アルバムは今年ちょっと不作かなぁと。その中では常におかしなアルバムを出し続けるニール・ヤングが個人的にはベスト。
リイシューは文句なくスプリングスティーン。コンピも合わせて。

映画はインビクタス。映画的には普通かもしれないけど、南アW杯に合わせたタイミング、尊敬するネルソン・マンデラ、そしてマット・デイモンの熱演などグッとくるものが多かった。
ワースト映画は該当なし。コストパフォーマンス的にアバターのダメ加減は特筆すべきかと思うけど、まぁ売れたのでワーストとは言えないかも。

ベスト・アスリートは安藤美姫。エロさで他を圧倒w

今年は個人的にいろいろあって、後半は実家のある長野で過ごしております。
なのでライブ、映画、各種イベントに行ける機会が極端に減ってます。
年明け以降は、なんと就職するかもしれませんw

2010/12/21

RIP Captain Beefheart


12月18日、用事があったので早起きし、いつものように軽くTwitterのTLを眺めていると、Captain BeefheartことDon Van Vliet(ドン・ファン・ヴリート)氏が亡くなったというNYタイムズの速報が目に入った。

その日はクルマを運転しながらも、用事をこなしながらも頭の中はビーフハートのことでいっぱい。
夜遅く、家に帰ってからも何も手に付かず、自伝「ルナー・ノート」を読み、Magic Band時代、ソロ時代のアルバムを聴き、そのまま週末を過ごしてしまった。

1941年1月15日生まれ、12月17日に長年患わっていたという多発性硬化症のため69歳で亡くなったキャプテン・ビーフハートことDon Van Vliet。

ボクが最初にビーフハートを聴いた(聞かされたw)のは中学生の頃(たぶんClear Spot)だけど、さすがに判らなかった(笑
まだ山下洋輔やセシル・テイラーといったフリージャズの方が分かりやすかった。
高校生の頃に聴いたZappaと組んでの「Bongo Fury」でもマザースの超絶演奏に気を取られビーフハートのことはそれほど気にもかけず。

やはり70年代末のニュー・ウェイヴ、例えばPop GourpとかPere Ubuといった音が出てきたのがポイントだった。その流れでビーフハートを聴き直して再発見した時からビーフハートにハマってしまった。

結局あのブルースのコアの部分だけを取り出したような声と歌い方。
ビーフハート独自の美意識で構築された音。
それが気にいるかどうかなんだろう。

きっとビーフハートの頭の中では(ビーフハート流の)美しい音がなっていて、でもそれが世間一般の美意識とあまりにかけ離れていたのかもしれない。
聴く方もあの音に身を委ねてしまえば、あんなに美しい音楽もないと思うのだけど。

音楽には飽きてしまったのか、音楽ビジネスと折り合いを付けるのに疲れてしまったのか、数々のエピソードを残しながら1982年の「Ice Cream for Crow」を最後に音楽を実質的に引退。残りの人生を絵画の世界で、それなりの成功を収め、レスペクトを受け、たぶん幸福に過ごしていたと思いたい。

音楽業界から身を退いてからの30年近く、ボクも含めたファンの多くは、いつか何かの気まぐれで、音楽作品を発表してくれるかも、という僅かな期待を持ちながら待っていたけどそれも叶わぬまま亡くなってしまった。

この間、多くの過去のライブやレア作品やブートレグが発表され正直なところ内容も玉石混淆だったが、たぶん殆どのファンはあの音が聴けるならと片っぱしから買っては聴いていたと思う。
それだけいつまでもファンを走りまわらせ、常に新しい聴き手を獲得し続けてきたビーフハート。

ザッパが56歳(ボクもあと数年だ!)という若さで世を去って17年、そして先週ビーフハートが亡くなり、ロックというより20世紀のポピュラー音楽の最後の巨匠が亡くなったという喪失感でいっぱいである。

最後に、彼の死を伝えるメディアのリストを。
あ、ミュージシャンでライターでもある和久井光司氏がザッパ本を執筆中で、その中でかなりビーフハート関連の記載(ディスコグラフィー含む)があるらしい。
来年中には出るらしいので、そちらもチェックされたい。


Many Thanks and Rest in Peace, Don Van Vliet.

[Rolling Stone]
Captain Beefheart Dead at Age 69

The Odyssey of Captain Beefheart: Rolling Stone's 1970 Cover Story

Ten Essential Captain Beefheart Songs


[Pitchfork]
R.I.P. Captain Beefheart

Appreciation: Captain Beefheart


[WSJ]
O Captain! My Captain Beefheart: An Appreciation
盟友ゲイリー・ルーカスによる追悼記事

[NPR]
Captain Beefheart: A Rock Critic Fable


[BBC]
Don Van Vliet, aka 'Captain Beefheart', dies aged 69


[NME]
Captain Beefheart dies aged 69


[MOJO]
13 Reasons Why We Love Captain Beefheart
究極のビデオ 13選


[The Captain Beefheart Radar Station]
ファンサイト
http://www.beefheart.com/index.html



Magic Bandのギタリスト Zoot Horn Rollo(ズート・ホーン・ロロ)によるビーフハートの伝記。

特に「Trout Mask Replica」制作時のあれこれ。

興味がない人には全然つまらないかもしれないけど、当時ビーフハートの自宅(ここで録音)が何が行われていたか、それこそ興味は尽きない。









2010/12/11

Facebook の New Messages をモバイル端末で使う

Facebookの New Messages、これまで勝手に ”Fmail” と呼んでいましたが、どうも多数派ではないようです。
とりあえず、英語表記で New Messages、日本語表記では 新メッセージ としようと思います。
まぁ今後数カ月で新も旧もなく、すべて「メッセージ(Messages)」になるまでの過渡的な表現なので、正直どちらでも良いのですが(笑

さて、これまでMac/Wintel PCで利用した場合、iPhoneのFacebookアプリで利用した場合を紹介しましたが、もう一つ、モバイル端末のブラウザで利用した場合の画面を紹介します。

Facebookのモバイル用画面は2つ用意されていて、

・タッチインターフェイスを備えHTML5対応のブラウザ用サイト
http://touch.facebook.com
・それ以外のモバイル端末ブラウザ用サイト
http://m.facebook.com
アクセスする端末とそのブラウザに応じて、それぞれ適切なサイトに誘導されます。
(明示的にm/touchいずれかのサイトへアクセスすることも可能ですが)

HTML5対応のiPhoneのSafariでアクセスしたのが上の画像。
「Messages」の、つまりソーシャル認証されたメールの一覧が表示されます。

アイコン、相手の名前、日付、メッセージの最初の2行がコンパクトに表示されています。

「その他」へはタブではなくて、画面の一番下のリンクで切り替えます。
(赤丸部分)

"View Other Messages" (日本語表記では”その他を見る” − 未確認) がそれですね。

また、よく見ると
"Mobile Site"
"Full Site"
のリンクがあるのが判ります。

”Full Site” はMac/Wintel PCなどのいわゆるパソコンサイト。



”Mobile Site” はタッチインターフェイスにもHTML5にも対応していないブラウザ用で、見た目はこの画像のとおり。

相手の名前、メッセージの最初の2行、日付と表示される情報量はほぼ同じですが、ちょっと間が抜けた印象です。

とはいえ、タッチインターフェイス用モバイルサイトも、レガシーなモバイルサイトも、どちらもしっかりNew Messages(新メッセージ)に対応しているので、新メッセージが多くのユーザに解放されるのも間近かなという印象です。

ちなみに、私が最初に招待権をフレンド宛に送ったのが11月末。
それから既に10日以上が経過していますが、New Messagesへのアップグレードが来た人はまだいないようです...

2010/12/05

Facebook の New Messages で絵文字は使えるか?

基本的にボクは相互運用性が命であるメールに絵文字を使うのは時期早尚だと思っているのだけど、「Fmail で絵文字は使えるの?」という質問があったので検証してみました。

結果は「Facebook内であれば使える。外部とのメールでは使えない」という当然のものでした。

左画像はFacebookのサイトで表示させた Messages の画面。

上から、MMSからの絵文字入りメール、iPhoneのFacebookアプリから返信した絵文字入りメッセージ、E-mail(i)からの絵文字入りメール、Facebookアプリから返信した絵文字入りメッセージ、Gmailからの絵文字入りメールの順番です。

Facebookアプリで入力した絵文字はWebでも表示されますが、外部からのメール中に含まれる絵文字はいわゆるゲタに化けています。
ちなみに、Facebookのサイトを見ている環境は Mac OS X 10.6.5 + RockMelt 0.8.36.79 です。

これはiPhoneのFacebookアプリで同じスレッドをみたところ。

化けているものは化けているし、正しく表示されているものはそのまま。

あとメッセージ全文を表示させる ”View Full Message” というリンクが見えるかと思います。
そこをクリック(というかタップ)すると、全文表示画面に遷移するのですが、今のこのアプリのバージョンではフォントサイズの設定がおかしいですね、余談ですが。

この画面から、画面下のテキストエリアに絵文字入りメッセージを入力し「送信」すれば、少なくともFacebook内ではそのままの絵文字入りメッセージとしてやり取りができます。
それがFacebook外へメールとして送られた場合は、そのメッセージが絵入りになるか文字化けするかは、相手のメールシステムに依存するようですね。


これは MMSからFacebook Messagesへ絵文字入りメッセージを送り、Facebook側から絵文字入り返信メッセージを受け取ったところです。

Facebook側(アプリ、Webとも)では表示できていた絵文字が、MMSで受信すると化けたことが判ると思います。

今のところ、Facebook Messages と文字化けすることなくメッセージがやり取りできるのは GmailをiPhoneのSafariで操作した場合だけのようです。

あ、SBM以外のキャリア、iPhone以外の端末は未検証です!
(持っているけど通話以外に使う気がしないのでw)


とりあえず、検証結果をまとめると
MMS → Fmail : ×
E-mail(i) → Fmail : ×
Gmail(iPhoneクライアント) → Fmail : ×
Gmail(iPhone + Safari) → ◯
Facebookアプリ → Fmail : ◯

Fmail(Facebookアプリ。以下同様) → MMS : ×
Fmail → E-mail(i) : ×
Fmail → Gmail(iPhoneクライアント) : ×
Fmail → Gmail(iPhone + Sagari) : ◯
Fmail → Gmail(Mac + RockMelt) : △ (文字種による)
Fmail → Fmail(Mac + RockMelt) : △(文字種による)

相手のアクセス環境が特定できない限り、絵文字の使用は控えた方が良さそうですね。

2010/12/03

FacebookのFmail のメールヘッダ

とりあえずFmail関係のポストはこれで一段落。まだメッセージをやり取りできる相手がいないので。
今後使い込んで新たな発見などあれば適宜ポストします。

FacebookのFmailことNew Messagesからライブドアのアカウント(つまりGoogle)に届いたメールのヘッダです。
(一部省略あり)

Received: from smtpout.mx.facebook.com (smtpout001.ash2.facebook.com [66.220.157.64]) by mx.google.com with ESMTP id t33si6089680qcs.77.2010.11.26.18.47.16; Fri, 26 Nov 2010 18:47:16 -0800 (PST)

Received-SPF: pass (google.com: domain of cage.okada@facebook.com designates 66.220.157.64 as permitted sender) client-ip=66.220.157.64;

Authentication-Results: mx.google.com; spf=pass (google.com: domain of cage.okada@facebook.com designates 66.220.157.64 as permitted sender) smtp.mail=cage.okada@facebook.com; dkim=pass header.i=@facebook.com

Return-Path: cage.okada@facebook.com

DKIM-Signature: 省略

Received: from [10.138.47.202] ([10.138.47.202:53126] helo=www.facebook.com) by 10.138.206.200 (envelope-from cage.okada@facebook.com) (ecelerity 2.2.2.45 r(34222M)) with ESMTP id 0D/93-07259-33170FC4; Fri, 26 Nov 2010 18:47:15 -0800

Date: Fri, 26 Nov 2010 18:47:15 -0800

From: Cage Okada

To: cageXXX@livedoor.com

Message-ID: xxxxxxxxxxxxxx@messages.facebook.com

In-Reply-To:

References:

Subject: Conversation with Cage Okada

MIME-Version: 1.0

X-FB-Internal-uuid: 4513629758xxxxxxxxxxx

まぁ特に変わった部分はないかと。
In-Reply-To と References が今は空ですが、この後メッセージが続けば適宜値が設定されるようになります。

Fmail側で最初にメッセージ(メール)を作成した場合、Subjectはたぶんこれ固定です。
また、外部のメールシステムから別Subjectで返信されても無視しているようです。
(↑これについてはもう少し確認する必要がありそう)

あと "X-FB-Internal-uuid”というフィールドがありますが、これは読んで字の如く、Facebook内部で使用するメッセージIDのようですね。


上記のヘッダーは1対1のメッセージの場合ですが、複数人でのメッセージ交換の場合は

Reply-To: Reply All XXXXXXXXXX_XXXXXXXXXXXXX@replyhandler.facebook.com

と Reply-To フィールドが追加されています。

このメールを受け取って「返信」すると、このアドレスに向けて返信することになります。
そして、この返信ハンドラー・サブシステムで返信メールの振り分けを行っているのですね。
Fmail の仕組みの一端がうかがえる、かなり重要なサブシステムじゃないでしょうか。

FacebookのNew Messages(Fmail) を使って複数人で会話する

Facebook のFmail こと New Messages では1対1でメッセージ(とメール)を交換するモードの他に、複数人でメッセージをやり取りできる機能もあるんですね。
以前のMessagesでも同時に複数(最大20人)の相手にメッセージを送ることは出来ていましたが、さらに機能アップです。

ただし、最初のメッセージを単独の相手に送った場合は以後も1対1のメッセージ交換が継続されるので、複数人でメッセージ交換するモードには変更出来ません(仕様です)。
最初からメッセージを複数の相手に送った場合のみ、複数人でのメッセージ交換モードになります。

そんな複数人と始めたメッセージスレッドを見ると、”Actions” の項目が増えているのが判ります(左画像)。

増えているのは、 ”Add People” と ”Leave Conversation”。

Add People はこのスレッドに新たに人を招き入れ、Leave Conversation はこのスレッドに関するメッセージの受信を停止します。

Leave Coversation しても、他の人達はこのスレッドを継続できます。ただ自分がスレッドの新しい部分を見えなくなるだけです。



”Add People” を選ぶとこのようなダイアログボックスが表示されます。

ここにFacebookのユーザ名あるいはメールアドレスを入力して ”Add People” ボタンを押せば、その人達がこのスレッドに参加できるようになります。


スレッドをFacebookのFmailで表示させたところ。

途中で誰が新たに参加したか判るようになっています。
(赤丸で囲んだ部分)

この、誰が新たに参加し、誰がスレッドを離れたかは、相手のメール中にも”会話履歴”として挿入されるので、スレッドの参加者全員も誰が今参加しているのか把握しやすっくなっています。

ちなみに、メッセージは画像、動画、ファイルなどを添付することができます。
これは特に以前のMessagesからの機能アップはないようです。

これまたFacebook上で複数人でメッセージをやり取りするのに優れた機能ですねぇ。
常時パソコンの前にいなくても、携帯からでも参加することが出来ますし。
Fmail、シンプルな機能ながらいろいろ練りこまれていると思います。

2010/12/01

Facebook New Messages(Fmail) でメールを一箇所にまとめる

Facebookの新しいメールサービスであるFmail。会話を一箇所にまとめられるのがウリの一つです。

その一例を紹介したいと思います。

私(cage.okada)が複数のメールアドレスからFacebookのフレンドにメールをしても、相手はFmailで統一的に扱えるよという例です。

まず、自分のFacebookアカウントに、自分のメールアドレスを紐付けます。
アカウントを作った時に最低一つのメールアドレスは登録していると思いますが、それ以外のアドレスを登録します。

今までメールアドレスを登録するのは、友人にメールアドレスをキーに自分を見つけてもらうことが目的でしたが、これからはそれに加えて、”このメールアドレスからのメールは自分のものだよ” ということを宣言する意味にもなるわけです。

Account → Account Setteings を開き、Emailセクションにある ”Change” をクリックします(左画像)

"New Contact Email:" フィールドに登録したいメールアドレスを入力し、”Add New Email”ボタンを押します。
すぐにそのアドレスに「Facebook Contact Email Confirmation」という件名の確認メールが届くので、”follow the link below:” の後ろに記載されたリンクをクリックすると登録は完了です。

ちなみに、登録できるメールアドレスは最大10個まで(facebook.comアカウントを含む)。
私はGmail、MobileMe、E-Mail(i)などのアドレスを登録してみました。


MobileMe、SBMのMMS、Gmail、SBMのE-Mail(i) から私のFacebookアカウント、というかFmailのアドレス(cage.okada@facebook.com)に送信して、Fmail側でMessagesを開いてみたところ。

Fmailのこの画面では、私からのメールであることは判るものの、それがどのアドレスから送られたものであるかは一見では判りません。
右側の封筒アイコンにカーソルを合わせると、送信元のアドレスが表示されるので、それで初めてどこのアドレスから送られたものかが判ります。

メッセージの一元管理とは、こういうことだったんですね。

ちなみに、Replyすると、最後に受信したメッセージの送信元に対して返信します。
Famil側では、相手がどこから送信してきたか気にする必要がありません。

Facebookのフレンド相手であれば、MMSでもE-Mail(i)でも、あるいは普通のメールでも、自由にやり取りが出来るわけで、これは結構インパクトがあるかもしれないですね。

また、Facebookにメールアドレスを登録したことで、一種の ”メールのソーシャル認証” を実現してもいるワケでもあり、将来のメールシステムを考える上でも意義深いかと思います。

Fmailが使えるようになったら、とりあえず良く使うメールアドレスは登録した方がよいでしょうね。
なお、メールアドレスの公開範囲は ”Privacy Settings” でアドレス毎に設定できます。デフォルトでは ”Friends Only” になっているので適宜設定し直してください。

2010/11/30

Facebook New Messages (Fmail) のメールアドレスはどうなるのか?

Fmail のメールアドレスはどうなるのか?

username@facebook.com になります。

usernameは、自分のプロフィールのURL、つまり facebook.com/username のusernameです。

1年以上前からFacebookを使っているは、昨年のユーザ名取得騒ぎで取得した人も多いでしょう。
最近アカウントを作った人は・・アカウントを作るときにユーザ名を設定しているんですよね!?


とりあえず、usernameをまだ設定していない人は、Fmailが使えるようになる前に、メールアドレスにもなることを見越して、usernameを設定しておくのが良いと思います。

設定は、Accounts → Account Settings で表示されるページ(左図)の username 項目で行います。
また、http://www.facebook.com/username/ でも出来るようです。このURLでは自分がusername を設定しているかどうかの確認もできます。

ちなみに、私はピリオド入りのusernameを取得するというミスを犯してしまいました。
将来メールアドレスにもなると判っていればピリオドは避けたのに...

2010/11/29

iPhoneでFacebookのNew Messages (Fmail)を使う

iPhoneのFacebookアプリでFacebookのFmail(New Messages)を使うには?

えーっと、既にアプリ側で対応しているようです。
iPhone以外の、他のプラットフォームでの対応状況は判りませんが。

Fmailが使えるようになっていれば、Facebookアプリを起動した時に、この画像のように表示されると思います。
これまでの Messages というアイコンの名前が Inbox に変わっているのが分かるかと思います。

iPhoneアプリ側で設定ができるかどうかは不明です。
(私の場合、既にWeb側で設定してあったので)

画面をタップすればこの表示は消え、後はこれまで通りにアプリを使えます。



Inboxの中身。

これまでの Messages ですね。

「メッセージ」タブはWebでいう Messages、
「その他」タブはWebの Other です。

発信者毎にまとめられているので分り易いです。

ちなみに、アプリのバージョンは 3.3.2 です。

New Messages (Fmail) - Facebookのメールサービス

Facebookが開始したNew Messagesサービス、(勝手な)通称Fmailですが、私のアカウントでも使えるようになったので、この週末いろいろトライしてみました。

1. どうすれば使えるか?
まず当然ですがFacebookのアカウントが前提条件です。
Facebookのユーザであれは、http://www.facebook.com/about/messages/ のページ下部に招待状の申し込みボタンがあるので、そこから申込みます。
ちなみに、私の場合は申し込んでから約2週間でFmailが使えるようになりました。
また、そこまで焦らなくても、今後数ヶ月前後で全てのユーザが使えるようになるようです。

2. 使えるようになったら
別にFacebookから招待状が来る訳ではなく、使えるようになるとFacebookにログインした時に 「アップデート出来るけどどうする?」的なダイアログが表示されます。
そこでメールアドレスの設定(=既にUsernameが設定してあればそれが使われるらしい)、SMSの設定を行います。
ただし、SMSは今のところ日本からは使えません(利用可能国のプルダウンリストにJapanが含まれていない)。

設定はこれだけ。

Facebookのサイドバーの ”Messages” をクリックすると、このような画面になります。
Message Inboxですね。
最初の時点では、Facebook上のフレンドとの過去のメッセージのやりとりが表示されているはずです。過去のチャットは残されていないようです。
フレンドのメッセージだけが、フレンド毎にまとめて表示されているので、かなりスッキリ見渡せますね。

3. フレンド以外からのメッセージ
フレンド以外の、ファン・ページからのメッセージ、あるいは外部からのメールはすべて ”Other” にまとまられています。
Other Inboxですかね。

フレンドからのメッセージ同様、1アカウント1スレッドです。
旧いMessagesでは1件毎だったので、これまたかなりスッキリしました。

また、MessagesからOther、OtherからMessagesへは、アカウント毎にいつでも移動できるので、重要なファン・ページはMessagesへ移動して目立つようにしておいたり、あまり親しくないフレンドをOtherへ移動したりすることも可能です。



4. 実際のスレッドはこんな感じ

これは自分のGmailとFmail 間のやり取りをFmail側で見た様子。
最初のがオレで次のは俺で三番目がオレです!w

上からFacebookからGmailへ、Gmailから、Fmailから、Gmailから、Gmailからの順番です(写真も名前も同じなので分かりづらいですが)。

Gmailから送ったHTMLメールはプレイン・テキストに変換されました。
iPhoneのGmailから送ったメールは署名込みで再現しました(これはiPhoneのメーラーの仕様かと)。


5. Fmail の技術的な特徴

左はGmailでFacebookからのメールを表示させた様子です。
Facebook側での表示を踏襲したようなHTMLメールになっています。

ちなみに、Fmail側からの特徴は
・本文中に過去のConversation History(会話履歴)が含まれる
・文末に ”Sent from Facebook. Reply to this email to message ユーザ名.” という一文が付加される
・メールヘッダに X-FB-Internal-uuid というフィールドが付加されている
です。

過去の履歴がどこまで引用されるかは不明です。

あと、私はFacebookを英語モードのまま使っているので、日本語モードではConversation History や文末の一文は日本語表記になっているかもしれません。


6. チャットの様子

チャットはこのように保存されます。

この場合はチャットだけですが、この間にMessagesが挟まれば、それもまとめて表示されます。

また各発言の右はじ、時刻の右側に ”吹き出しマーク” が見て取れるかと思います。
上のMessageの場合は ”封筒マーク” が付いています。
つまり、Chatの場合は吹き出しマークが、Messageの場合は封筒がマークが付くので、どんな手段でのやり取りだったかが判るようになっています。

ちなみにこのチャット相手はマンチェスターの 10Radio というコミュニティ・ラジオのDJさん。宣伝してくれと言っているので、顔と名前を出しています。面白いプログラム満載なので是非聴いてみてください。毎日曜日夜のプログラムでは私が日本レポートをすることがあります(笑


7. メッセージの操作

右上の ”Actions” ドロップダウンメニューを操作することで、メッセージの操作をすることができます。

Forwardはフレンドあるいは外部の電子メールアドレスに転送することができます。
Archiveはまさにアーカイブ保存で、Inboxに表示されないようにします。ただし削除されるワケではなく、隣の検索ボックスで ”Archived Messages” を指定して検索すれば、検索することができます。

Move to Other(Messages)は、そのメッセージあるいはアカウントをOtherからMessagesへ、MessagesからOtherへ移動します。


こんな感じで、特にFacebook上でのフレンドとのMessagesやチャットなどでのやり取りを一元管理でき、外部との相互運用性があり、でもこれまでのFacebookのMessagesとほぼ同じ操作性を保っているということで、メールのようでメールでない不思議な感じです。
フレンド以外からのメッセージはひとまとめにして”その他” という割り切りもスゴいですね。
後はTwitterの返信、DMなんかがまとめられれば、対人コミュニケーションはこれで一本でオーケー! という可能性も感じます。

2010/11/20

Sapatos live in Ueda

夜、TwitterのTLを眺めていたら ”これからSapatosのライブ” という書き込みを発見。
場所は実家のすぐ近所。
既に開演時刻は過ぎていたけど5分もあれば着いてしまう場所なのでさっそく出かけてきました。

ボサノバ・ユニット Sapatos はギターの木村純さんとサックスのモジャーこと三四郎さんの二人編成。

1時間弱のセットを2セット。いつもは東京タワーのClub333や某自動車クラブのイベントなどで聴くことが多いのですが、今日はゆっくり座ってかつ素面でのライブでした。
ボサやショーロなどのブラジル音楽の他に、スティービー・ワンダーのカバーからチャーリー・パーカーまで、そして最後は「おいしい水を」で熱く締める構成でした。

それにしても、今日のSapatosは偶然Twitterで知り合いのtweetを目にしたことがキッカケですし、先週は桑名正博さんのライブがあることをロンドン経由のTwitterで教えてもらうという始末。
もしTwitterが無かったら気付きもしなかったでしょうね。情報の流通の仕方がかつてとガラッと変わっていることを実感する出来事でもありました。

セットの合間の休憩中に三四郎さんと。

これでもバークリー音楽院出身。
日本に戻ってからはストリートパフォーマーとして先駆け的存在だった人でもあります。

今日もいつものすっとぼけたMCと熱いサックス。そしてクール(ヘタウマともいう)なボーカルを聞かせてくれて、おっかけオバサン達をキャーキャー言わせていました(笑





ギターの純さん。
元BMWの営業課長という経歴を持つ脱サラギタリストとしても有名かと。

実はリアルお友達でして、早く言えばクルマ仲間。
ボクと同じランチア・デルタ16V(色と年式まで同じ)に乗っているので、一緒にツーリングしたり部品を融通し合ったり。
そして、なにせ元BMWなのでクルマを語らせたら止まりません。

今日のライブの打ち上げパーティでも結局クルマの話しばかりしていたなぁ(笑

今乗っているのはランチア・デルタ16Vと同じくデルタ Evo I、アルファの156とあと数台w

なんでもここ1,2年でランチアのパーツ事情が一気に改善したらしいです。
本国でディスコンになったパーツがどんどん日本でリプロダクションされ、要するにメイドインJapanな高品質で安価なパーツが溢れているとか。かつて数万円で本国から輸入していたようなパーツが今では数千円で入手可能とか。
ボクはパーツが入手できないというところで諦めて手放してしまったワケですが、純さんはリプロ品が出てくると予期してずっと16Vを手許に置いていたらしく、今は16VもEvo Iも絶好とか。うーむ、羨ましい!

また、本国ではどんどん姿を消しているデルタですが、日本ではこうした事情を反映して状態の良い車両が多く残っているため、逆に本国(というかヨーロッパ)へ流出しているらしいという情報も。
もしまたデルタに乗るなら早めに押さえておきたいですねぇ。

ここ1,2年、ほとんどデルタ情報をチェックしていなかったので、話しを聞いてびっくり仰天なデルタ界でした。

しかし、ライブに行ったはずなのに結局はクルマの話しかよw

SpanningSync 3.1.2 がリリース


iCalとGoogleカレンダーを同期するSpanningSyncの最新版 3.1.2がリリースされています。

MobileMeのカレンダーがアップデートされ、iCal以外のアプリからは書き込みができない仕様(バグ?)になってしまったので、現状では複数のカレンダーアプリ/カレンダーサービス間を同期するにはiCalをハブにしなければならず、再びSpanningSyncの重要性が高まってるのかなと思います。

例によってリリースノートから

  1. Better handling of Entourage calendars
  2. Fixes a bug that could cause some items to be missed after changing the sync method from two-way to one-way
  3. Fixes a rare problem that could cause contact syncing to fail
えっと(笑
非常にマイナーなバグFixですね。
マイクロソフトEntourageを使っているユーザは非常に少数派ですし、
アイテムが消失するのも稀なケースですし、
同期が失敗するのもやはり稀なケースのようですし。

あとOmniFocus for iPhoneの1.8が出ているのですが、iOS 4のマルチタスク対応など大きなアップデートでして、アップデートはしたもののほとんど調査・確認できてません。
来週中にはレポートしたいと思います...

2010/11/15

Aung San Suu Kyi

日本の、いわゆるメジャーアーティストで、きちんとこうした発言をする人は少ないんだろうなぁ..
いや、私が知らないだけだと思いたい...

Aung San Suu Kyi - Jane Birkin




Walk On - U2



And love is not the easy thing
The only baggage you can bring...
And love is not the easy thing...
The only baggage you can bring
Is all that you can't leave behind

And if the darkness is to keep us apart
And if the daylight feels like it's a long way off
And if your glass heart should crack
And for a second you turn back
Oh no, be strong

Walk on, walk on
What you got, they can't steal it
No they can't even feel it
Walk on, walk on
Stay safe tonight...

You're packing a suitcase for a place none of us has been
A place that has to be believed to be seen
You could have flown away
A singing bird in an open cage
Who will only fly, only fly for freedom

Walk on, walk on
What you got they can't deny it
Can't sell it or buy it
Walk on, walk on
Stay safe tonight

And I know it aches
And your heart it breaks
And you can only take so much
Walk on, walk on

Home...hard to know what it is if you never had one
Home...I can't say where it is but I know I'm going home
That's where the heart is

I know it aches
How your heart it breaks
And you can only take so much
Walk on, walk on

Leave it behind
You've got to leave it behind
All that you fashion
All that you make
All that you build
All that you break
All that you measure
All that you steal
All this you can leave behind
All that you reason
All that you sense
All that you speak
All you dress up
All that you scheme...

2010/11/13

富士五湖紅葉ツアーは親孝行ツアー

夏の猛暑の影響か、あちこちの紅葉の時期がいつもと異なり、行ってみないと分からない・・状態みたいです。

うちの親も最初は長野県内の名所に行くつもりだったようなのですが、調べてみると11月上旬という段階で既に時期が過ぎてしまっていたもよう。
じゃぁ少し足を延ばして・・と検討しているうちに、富士山が観たいねとか、温泉にも入りたいねとか、どんどんリクエストが膨らみ、結局ボクが運転手兼ツアコンとして同行し、富士五湖方面へ行くことになりました。

週末はたぶん激混だろうから平日! ということで平日の朝8時半に信州上田を出発。
まずは上田〜和田峠〜中央道岡谷IC〜中央道一宮御坂IC〜河口湖 というコース。
もっと近い、早いコースもあるんですが、老人2人が同乗しているので、山道峠道は極力避ける、すぐにトイレに入れるよう高速道路を使うがポイントです。

出発して1時間半。まずは諏訪湖SAで休憩。諏訪湖を眼下に見ながら休憩。空もすっきり青いし、それが湖面に映ってこれはこれで良い景色。ついでに温泉にでも・・と思ったら10時営業開始でした。ちょっと早すぎた(笑

諏訪湖SAから中央道をちんたら1時間走って一宮御坂。それからすっかり快適になった御坂峠を越えて河口湖に着いたのが11時半。所要時間3時間。
助手席リミッターどころか後席リミッターまで付いているので、高速でも制限時速+ 程度、峠道でも登坂車線をキープして走っているのに3時間。早いものです。

さて、最初の目的地は河口湖。
ここで「富士河口湖紅葉まつり」というイベントをやっているので、手抜きツアコンとしては、そういうイベントに放り込んでおけば勝手に楽しんでくれるだろうという目論見です(笑

しかし、さすがオレの親というか。ズラリ並んだ屋台とか全く興味なし。富士山眺めて紅葉が観たいんだとばかりにイベントから離れて湖岸で撮影会(笑

この日は天気はいいし暖かいんだけど、富士山のこちら側に多少の雲がかかり眺望的には今イチ?

これは「もみじ回廊」という名所。
もみじ祭りイベントの、一番の目玉ですね。

写真は色づいていますが、実際には回廊(100m程度?)のごくごく一部。
ほとんどの木々はまだ葉っぱが緑色していました。
今年は11月中旬以降にならないと見ごろとは言えないんじゃないでしょうか。

ちょっとガッカリしながらほうとう屋でそば(信州人なのでw)を食べながら作戦会議。

あまり紅葉には期待できないから、もう一箇所もみじの名所をチェックしたら富士山巡りをしようということに。

それにしても、平日だというのに高齢者観光客の多いこと。
先日のバドカンもオッサンばかりでしたが、あれより年齢的には一回り上。そして女性が多いんですね。これまで”シルバー市場”と言われてもピンと来なかったんですが、平日の観光地に殺到する高齢者を見て納得。これからの日本経済は高齢者にかかってます!

これはイベント会場から少し離れた、でも河口湖畔の「もみじトンネル」という名所。

道路の分離帯に植えられた木々が路上に覆いかぶさりトンネルみたいだから・・という場所です。
なぜかこちらの紅葉は今が真っ盛り。
そしてここもカメラと三脚を構えた高齢者ばかりw

とはいえ、平日ということもあり20台以上は停められそうな駐車場(本当は観光客用じゃないけど)も1/3くらいは空いてましたね。もっとも週末とかは渋滞必至ですね。
最近の高齢者はマナー悪いから、後ろのことなど気にもせず駐車場待ち渋滞しそうw

そうそう、この写真はiPhone 4の標準カメラをHDRモードで撮影したもの。紅葉の色もしっかり出ているのに、青い空と白い雲がしっかり写っています。
適正露出で撮影したものは空の青が完全に飛んで白くなっているので、まさにHDRの本領発揮。

河口湖の次は精進湖へ。

ところが、西湖の外れの方に湖岸へ降りられる場所を発見したので、車を停めて西湖を散策。

実は西湖を訪れるのは初めて。
普段は敢えて西湖を通るルートを選択することはないですからね。

河口湖側から見たときは雲がかかっていた富士山も、こうして西側から見ると雲もなく山体全体が見通せました。
手前に小振りな湖があり、その向こうに富士山がそびえるフォトジェニックな風景。

しばらく富士山をバックに記念写真など撮っているうち、ふと風が止み、さっきまで小波だっていた湖面がツルッとした面をみせるようになりました。

たまたまその時に水に手を突っ込んで遊んでたりしていたので、湖面に写る富士山、つまり逆さ富士が見えることに気が付きました。

これがその写真なんですが、なかなか素晴らしい。

考えてみると逆さ富士をライブで見たのは初めてかもしれません。
写真や絵画では目にしたことはありますが・・

しかし、富士山てそれだけでフォトジェニックなので、こうして素人が撮ってもカレンダーや絵葉書の劣化コピーにしか見えないですねぇ(笑

また風が出てきたので西湖を後にして精進湖へ。

タンクローリーが転落した影響もほとんどなさそうな精進湖の、有名らしい眺望ポイントから。

ここからだと富士山の山麓全体が見えて美しいです。またもカレンダーか絵葉書かという感じですけど。

富士山と手前の前富士が一直線に並び、こういう富士山も新鮮です。
こういう構図も初めてかもしれません。

もうこうなれば絶景ポイント全チェックだ!

今度は本栖湖に移動して、現行千円札でお馴染みのあの構図で富士山を見よう!

本栖湖もけっこう広いんですが、地図をみながら県道709号沿いだろうと見当をつけて西側からチェック。
結局ほぼ湖を2/3周した、709号と国道300号の接続地点付近にありました。
県道709号との2回目の接続地点を目指して行けば良かったんですね(笑

たしかに千円札と似てる。

この場所は誰でも納得のスポットなので、高齢者ばかりではなく、普通の観光客もいっぱい訪れていました。

もう少し別の方向からということで朝霧高原へ。
すすきがいっぱいで黒澤明の映画みたいな風景なんですが・・写真を撮っているヒマがなかった(笑
さらに富士宮まで足を延ばして焼きそばでもどうかとオファーしたのですが、そういう一過性の流行りには興味がないということでUターン。

いちおう富士山も眺め尽くしたので今日はこれくらいで...

というところで山を見たら、夕焼けが映えていわゆる赤富士状態。

ここで、夕方だからもしかしたら湖にもナギがあるかもしれない! 赤富士+逆さ富士が見えるかもしれない! とピンと来たので、もう一度精進湖のさっきのポイントをチェック。

予想的中。
風もなく湖面は見事な面ツル状態。

それこそ鏡のような湖面に夕日に赤く染まった富士山が映り込んでいました。

下のほうから徐々に暗くなる富士山と湖面に映る富士山を20分くらい見ていました。
観光客もとっくに帰ったか湖畔には人も少なく、どこにも出没するカメラ小僧ならぬカメラ爺も1人だけ。静かな世界でしたねぇ。

しかし、構図的にはこれでいいんだろうか? 手前の湖岸に並ぶボートを入れた方がよかったのか、空の色が判るようもっと空の部分を大きく取った方がいいんだろうか、湖の神秘性を強調するよう湖面を大きく写すべきだったかとか。カメラ素人で絵心のない私には判りません。

これは夕日が沈んだ直後のもの。

赤富士ではないですが、これはこれで美しい富士山ですね。

当初の目的だった紅葉こそ今イチでしたが、その代わりに西湖で逆さ富士、精進湖では赤富士の逆さ富士と思いもかけぬ幻想的な光景を目の当たりにすることができ、大満足の一日でした。

2010/10/30

サイモン・カークと山内テツ

ボク達が行ったのは日本ツアーの最終日、10月26日だったのですが、その前日25日にもショーがありました。

そのショーの終わった後、楽屋を山内テツさんが訪れていたんですね。
その日のサイモン・カークのブログにテツさんのことが書かれています。

その部分を引用すると

Also Tetsu came backstage! I hadnt seen him for 38 years and barely recognised him. We hugged and talked about old times....ah memories!
38年ぶりの再会!
お互い変わってしまったことも、変わっていないこともあって、積もる話があったんでしょうねぇ。
最後の "ah memories!" という一言に38年という歳月と、それでも変わらぬ友情が垣間見えます。
少年たちが大人にと成長する過程が、Freeというバンドの本質でもあったんだなぁと。感慨深いです。

ちなみに、日本人ベーシストとしては小原礼さんと並び世界的に有名なテツさんですが、今は本職を別に持ちながら音楽活動もやっているそうです。今日10月30日には元カンのダモ鈴木などとライブをやっているハズ...


Kossoff/Kirke/Tetsu/Rabbit

Freeが「Highway」で一度解散した後に、コゾフとサイモンの二人にテツとラビットの二人を加えて作ったアルバム。
この後、「Free At Last」と「Heartbreaker」になっていくのですが...

Freeよりノンビリした音で、コゾフのボーカルも聴ける!

Bad Companyの楽屋訪問


さて、興奮のライブの後は、もう一つのお楽しみ、楽屋訪問です。

このために、サインペンとまっさらのBurnin' SkyのCD、それとBad Company向けとSteve向けの花束を用意してきましたからね(笑

今回は「Meet&Greet」というファンイベントが設定されていました。これは、35年前の武道館公演のチケットを持っている人をアフターショーのバックステージに招待してメンバーと歓談してもらうというものです。

タイミング的にちょうどその人達(10人弱?)と楽屋へ向かうタイミングが一緒になってしまいましたが、まぁ逆に大人数の方が心強いということで(笑

で、向かった先はケイタリング・ルーム。
僕たちが入ったときには、既にバンドのメンバーもSteveも揃っていて、関係者たちと歓談中。


わぉっ!
いきなりサイモン・カークがいる!
スティーブンは意外と小柄なんだ!
(お辞儀しているのがサイモン、向こう側がスティーブン。さらに向こうにロジャース家と懇意の有名人が写っているけど・・ブレているからいいかw)

ハワード・リースはステージと同じジャケットを着たまま、単なるメタル親父風w
リン・ソレンセンはちょっと手持ち無沙汰なようで可哀相。
でもポール・ロジャースの姿だけが見えません。

皆んながサインをもらったり記念撮影をしている間、ずっと待っていたのですがポールだけ現れません。
ライブで止まらなくなっていたし、トリプル・アンコールの「Stormy Monday」の最後ではかなり苦しそうだったので、疲れ果ててダウンしているのかなぁ。

ポールがいないのはちょっと残念ですが、40年近いFreeファンとしては、あのサイモン・カークと同じ部屋に居るというだけでも感激ですね。

それにしてもサイモン、モテモテ。
何故か女性ファンばかり。部屋に入った時には男性ファンも何人かいたハズなのに、なんでサイモンの周りは女性ファンしかいないんだろう(笑

スティーブンはずっと安藤さんと話が弾んでいたので、まずサイモンから。
でも女性ファンが次から次へと現れ・・

で、その間にリン・ソレンセンに声をかけたり、ハワード・リースにBarracudaの時からのファンですと言ってサインをねだったり。


やっと順番が回って来たので、”To Paul+Simon” と書いたメッセージカード付きの花束を渡し、Burning’ Skyにサインをもらって、念願の記念撮影。

ちなみに、ボクの身長は約175cm。
写真ではサイモンも同じくらいに見えますが、実際には180cmくらいですね。

それからリアルでボクを知っている人は、いつもと違って何か変な顔と思うでしょうが、疲れているんですよ。それにBe My Friendでかなり涙を流したので目も腫れているし...

サイモンも肩を組んで笑ってくれたけど、やはり緊張しまくり。
実際に会うことなんて夢想だにしていなかった、憧れのミュージシャンですからね。
正直、何を話したかも覚えてません(笑
完全に舞い上がり状態でした。


それからSteve。

彼の方もファンが列をなしていたのでタイミングを見計らって。

招待して貰ったお礼を言い、CDにサイン(名前入り!)をしてもらって記念撮影。

写真を撮っている時には気付かなかったお茶目なポーズ(笑

アラフォーと呼んでもおかしくない歳ですけど若々しいですね。
FacebookやMySpaceでの写真では ”ポールの面影が残る” 感じですが、実際にこうして会ってみると、写真よりもっとポールの面影がありました。

30分ほど過ぎたところで、プロモーターの方が現れ、”さぁ次はホテルへ戻ってパーティーだ”(そろそろお開きだ)。
ということで僕たちも引き上げることにしました。

サイモンにもスティーブンにも会え、バンドの人気の高さをライブとは別の形で実感できた、充実の時間でした。


年輩向けと若年向けというオーダーで見繕ってもらった花束の若年向けの方(笑

国際フォーラムはすぐ近所に花屋さんがあって便利ですね。

この花束、サイモンのブログでもちょこっと言及してくれていてなんとなく嬉しいです。

今回、僕たちがいる間にはポールは現れず、結局会うことは出来なかったのですが、もっと遅くになってケータリング・ルームに現れたそうです。
もう少し図々しく粘っていれば会えたかもしれないですね。

でも大好きだったあのFreeのあのサイモン・カークに会えただけでも充分!


法被姿のポール・ロジャースで有名な「Burnin' Sky」

今回のツアーではタイトル曲しか演奏しなかったけど、「Everything I Need (燃えるヤングラブ)」というヒット曲もあるし、全体的にリラックしたブルースベースの70年代型ハード・ロック。

個人的には1stと並ぶくらい好きなアルバム。

2010/10/29

Steve Rodgers live in Tokyo, Oct.26, 2010


今回のバッド・カンパニー日本ツアーはオープニング・アクトとしてSteve Rodgers(スティーブン)が起用されていました。
名前から判るように、ポール・ロジャーズの長男。
日本では70年代の音楽雑誌にたびたび(両親と)登場しているので、子供時代の彼の姿を覚えている人も多いと思います(笑

CDは持っていなかったのですが、教えていただいたMySpaceの彼のページやYouTubeに上がっている彼の映像を見てすっかり気に入ってしまいました。

基本的にはアコースティック・ブルースなんですが、時にエキゾチックなメロディ展開になったり、カントリーぽかったり。
ボク的にはZepが最後の方で行きそうになったその先の音で、最近のロバート・プラントにも通じるものを感じてます。
人によってはジャック・ホワイトのような、ブルースのコアな部分を再構築しているように感じる人もいるみたいですね。
ライブの後に寄ったロックバーでも好評で、CDをかけながら”あ、アレに近いよ! ほらイギリスのあの人達” って。”あの人達”が誰か結局思い出せなかったけど。

まぁとにかく、最近の音響派オルタナ系とかが好きな人には全然違和感なく入っていく音ですね。
実際に今回一緒に行った女性(20代前半)も、YouTubeで見てすっかり気に入り、ライブを非常に楽しみにしていたくらいですから。

で、そのライブ。
ツアー前半ではブーイングを浴びたり、客が真剣に聴かなかったりした場面もあったようですが、最終日に限ってはそんなこともなく、客と掛け合いしたりリラックスしつつも熱く歌ってくれました。

セットリストは・・よく分からん(笑
7曲20分ほど。
1曲、”友人からのリクエストで”とか言いながら歌ったものがありました。

基本的にエレアコ一本なんですが、ハーモナイザーを使ったりドラムマシーン(?)を使ったりして変化を付けてましたね。
でも前述のように曲が良いし、歌が上手い(天下のポール・ロジャースの息子に向かって歌が上手いというのも変ですがw)ので、あっという間の20分。
それまでの公演では30分くらいという話だったので、もっとやるかと思っていたのでちょっと残念。

今回はバドカン目当ての懐古オヤジ(つまり”今の音楽”を知らない)が多いステージだったので大変だったと思うけど、次は小さいハコでいいから判っている客を相手にフルセットで聴かせて欲しいですね。なんだったら日本側でドラマーとか調達すればもっと良いかもしれない。

そうそう。会場では7曲入りCDを1,000円で販売してました。
デモ録音に近いものですが、ピアノなども入っていて、今回のライブより表現力がある、本来の彼の音楽が収録されています。
ここ(info@steverodgersmusic.com)へメールするか、MySpaceやFacebookで直接コンタクトを取れば、7ポンド(900円くらい)で入手できるようです。

Bad Company live Tokyo, Oct.26, 2010

2010年10月26日... 一生忘れられないライブを体験したような気がします。

再結成バッド・カンパニーの2010年日本ツアー最終日、場所は東京国際フォーラム ホールA。
Free〜Bad Companyはロックを聴き始めた少年時代から思い入れのあるバンド。もっともFreeをリアルタイムに聴いたのは「Heartbreaker」以降なんですが、その後のBad Company、Andy Fraser Band、Back Street Crawlerなんかもずっと聴き続け、ボクの中ではロックというものの一種のリファレンスになってます。


ただFreeの時は子供だったし、たった1回の1975年の来日公演も行けなかったので、自分が生きているうちに1回はポール・ロジャースを生で体験したいとずっと思っていました。
ポール・ロジャース自身はここ十数年で3回、来日ツアーしているんですが、ソロやフェスには都合がつけず、ポール・ロジャース&クイーンの時はバックバンドが嫌いという理由で行かなかったんですよ。

そこで今回の日本ツアー、行くなら最終日と決め、ずっとそれに合わせて予定を立てていたのですが、ある方からバックステージへのお誘いをいただきました。
生でバドカンを体験できるだけでなく、もしかしたらポール・ロジャースとサイモン・カークとミック・ラルフスにも会える! もう3日くらい前から舞い上がっていました。

ということで、当日の模様を。全部書くと長くなるので、本編、Steve Rodgers編、バックステージ編に分けて報告します。

さて、今回のツアーは7月から始まった北米ツアーに続くもので、日本では福岡、名古屋、大阪、東京で公演。
腰が悪いミック・ラルフスは北米ツアーではなんとかステージをこなしたものの、普段は車椅子での生活を余儀なくされていて、来日直前に緊急手術が決定。残念ながら来日を断念してしまいました。でも生命に関わるような状況ではないのが何より。
ミック・ラルフスはいない分は、北米ツアーでもギターを弾いていた元Heartのハワード・リースが穴埋め。
ちなみにHeartの大ヒットBarracudaでギターを弾いていたのもこの人で、このPVでエクスプローラーを弾いているのが若きハワード・リースですね。


18日の福岡から始まったツアー、Twitterなどでファンの様子を検索してみると、いろいろ出てくる(笑
やはり50代〜60代の元ハードロック少年なオヤジが観客の中心層らしいとか、入場待ちしていると加齢臭がするとか、後ろの方の客席だと前方の禿頭が気になるとか。まぁそこの辺りは予想通りなんですが。

セットリストも曲目はこれまた予想通りなんですが、曲順を公演毎に変えているようで、果たして自分が行く日がどんなセットリストになるかも興味深いところでしたね。

26日は開場が18時だけど、その前にBad Co.とSteve用に花束を買いに行ったり、サイン用のペンやBurnin’ SkyのCD(ジャケに空白が多いからw それに家にはLPしかないしw)を買いに行ったり、ドタバタしながら18時過ぎに会場入り。
そして普段は並ばないグッズ販売の列にも並んでSteveのCDとパンフレットを購入して準備完了!


席に着き70年代のハードロックが流れるSEを楽しみながら19時を待つ、待つ、待つw

まずは前座のSteve Rodgers。
ポールの息子で妹のジャスミン共々「Bôa」というバンドで日本のテレビアニメの主題歌にも使われたことがあるらしいんですが、アニメを見ないでそれには全然気づきませんでした。
彼のパフォーマンスについては別途エントリーを書きますが、とにかく20分強で終わってステージは暗転。Bad Co.が出てくるまでドゥービーズの"Listen to The Music" とビートルズの"I Am The Walrus"が流れました。

Walrusが終わるころ、ステージ上に人影が見え、突然 "One, Two, Three, Four!"とカウント。つまり今日の一曲目は "Can't Get Enough"
挨拶がわりの一発というやつですね。

最終日のセットリストは次の通り。

01.Can’t Get Enough
02.Honey Child
03.Run With The Pack
04.Burnin’ Sky
05.Oh! Atlanta
06.Seagull
07.Gone, Gone, Gone
08.Mr. Midnight
09.Twilight Zone (夜明けの刑事)
10.Electricland
11.Feel Like Makin’ ♥
12.Shooting ★
13.Rock and Roll Fantasy (Ticket To Ride〜I Feel Fine)
14.Movin' On
[Encore]
E1-1.Bad Company
E1-2.Be My Friend
[2nd Encore]
E2-1.Ready For Love
[3rd Encore]
E3-1.Stormy Monday

Burnin' Skyは雷のイントロ付き。なんで雷のイントロかというと面白いエピソードがあるんだけど・・・いつか書くw

Oh! Atlantaではサビの”Back to Georgia”のGeorgiaをTokyoと変えて歌ってくれました。
大阪ではOsakaと変えて歌っていたそうなので、ストーンズのHonky Tonk Womanなどと同様のご当地向けソングなんでしょうね。

この辺までは70年代ファンキー・ロックの21世紀バージョンという感じで、オリジナルよりもタイト(特にサイモン・カークのドラム)かつハードロックぽさを強くしてました。もしミックがいたらもう少し粘っこい演奏になったのかもしれません。

Seagullがポール一人の弾き語り。そのままもう少しアコースティックセットを続けるのかと思ったら再びメンバーが出てきてGone, Gone, Goneへ。

続いて新曲だと紹介しての Mr. Midnight。
まさか21世紀になってバドカンの新曲を聴けるとは思わなかったので、とにかく嬉しいw
この曲を含め何曲かはツアマネ兼任(?)の人がギターでサポート。
そして曲自体はブルースベースのロックンロール。考えてみればBad Co.としてこういうあからさまなブルースオリエンテッドな曲を演るのは珍しいかも。そして実はこの新曲がアンコールへの伏線になっていたのですが...

そして次はメンバーをステージに残したまま、ポール一人でTwilight Zone(夜明けの刑事)。70年代の日本のTVドラマで使われた曲です。って、この記事を読んでいる人はみんな知っていると思うけどw

Feel Like Makin' Loveで盛り上げた後は、Shooting Star。色々な意味にも取れるバラードだし人気も高い曲で、サビの部分では何回も客に歌わせる。当然みんな歌えちゃうんですが。

この辺りまで来ると次はあれだな、とだいたい判ってくるんですが、判ってたはずのRock 'n Roll Fantasyが思わぬ展開。
一通り歌い終わったと思ったら、なんとビートルズの”Ticket to Ride”へメドレーで突入!
ハードロック涙の乗車券バドカン版! 何かDrive him madなことでもあったんだろうかw
そしてブレイクを挟みしつこく展開した涙の乗車券がやっと終わるかなというところで、さらにビートルズの"I Feel Fine”続いていく驚愕の展開!
あ〜、今日はもう止まらないんだw

で、最後はMovin’ On。バドカンらしいファンキーなロックンロール。あぁ、こういうのを30年待ってたんだよなぁ。

Movin' Onが終わってメンバーが引っ込んでも、当然アンコールをやると思っているとやはり出てきました。ピアノの前に座って、つまりBad Company。

次で最後だよなぁと思っていたら、案の定、プロモーターのUDO、レコード会社のワーナー、そして関係者みんな、Steve等々に感謝と言ってから・・・”Freeをやるね”
えっ!?
”曲はBe My Friend”
ええっ!?

この日、いや今回のツアー最大のサプライズ!
これまでFreeの曲はやってなかったし、新聞のインタビューでもフリーはやらないと言っていたような気が...

オリジナルはFreeのアルバムHighwayに収録されている曲で、ポール・コゾフの泣きのギターが炸裂する名曲。ライブでも印象深く、Freeの数多い名曲(つまり全部)の中でも個人的にも一般的にも人気の高い曲。
歌詞はけっこうシンプルなラブ・ソングなんですが、今のシチュエーションで古い日本の友人たちや、日本の観客や、今ここにいないボズやミック・ラルフスに対して"Be My Friend to the very end" と歌われるワケで、これで泣かないはずがないじゃないですけ。
聴きながら、Freeのことや自分のことなど思わず胸にきてしまい、もう涙を堪えることができませんでした。今思い出すだけでも目がうるうるしてきます。
そして、この時、泣いていたのは僕たちだけじゃなかった!
サイモン・カークは演奏中にスタッフに汗を拭いてもらったり、水を飲ませてもらうというパフォーマンスをするのですが、彼のブログによると、Be My Friendを演奏中に汗と共に涙も拭いてもらったと。やはり彼らにとっても思い出があり感慨深い曲だったんですね。

実はFreeの魅力って4人の演奏による楽曲そのものもなんですが、時にダブルミーニングを持つ歌詞も素晴らしいんですよ。単純なラブソングのようで、もっと普遍的な意味を持っていたり、あるいはコゾフに対する想いが込められていたり。その辺りが今でもファンがFreeを忘れられない一因なんですけどね。

Be My Friendでオールドファンを泣かせてアンコールも終了。
この時点で21時を回りかけていたので、最後はFreeで締めたかと感慨に耽っていると、しかし、再びステージにメンバーが登場!
すごい、今夜はダブル・アンコールだ!

Ready For Love。もしミックがいれば主役を務めたハズの、Mott The Hoople時代に書かれたこれも名曲。
結構引っ張りながらしっとり決め、最後はスタッフやSteveも出てきて全員で肩を組んで挨拶。
客も、メンバーも終わった〜と思ったんだけど、終わってなかったのが若干一名w

ステージから引っ込みかけたメンバーに、”もう1曲やるぞ!”と促して始まったのがT-ボーン・ウォーカーのオリジナルで、ブルース・ロック・バンドの定番Stormy Monday!
なんと、今夜はトリプル・アンコール!
まだまだ飛ばすポール・ロジャース。しかし、曲が終わった時にはさすがに喉を押さえてもう駄目という仕草。
何度もサプライズが飛び出し、21時20分までトリプル・アンコールの2時間近い演奏。最初の武道館公演に並ぶような伝説的なコンサートになるような気がします。


プレイの方も全員現役バリバリ感で良かったですね。

ポール・ロジャースの元気さは驚異的。体格的にデカくなったので、若い頃より声も出てるし、声そのものの深みもさらに出てきて、いまだ”地球上で一番歌が上手い”ボーカルですね。
とにかく、本気の生ポール・ロジャースを体験できて、これだけでも感激です。
マイク・スタンドを使ったパフォーマンスも顕在。そんなに高く放り上げて大丈夫ですか?! と心配するほどw
考えてみれば、ロッド・スチュワートやロジャー・ダルトリーあるいはロバート・プラントなどとロック・ボーカリストのパフォーマンスの原型を作った人ですからね。どんなパフォーマンスであってもキマッているし格好良い。
別の公演では、投げ上げたスタンドをがっしと受け止め、サイモンと顔を合わせてニカっなんて場面もあったみたいです。光景が眼に浮かぶなぁ。
”キメたぜっ!” なんでしょうけど、この二人は本当に悪ガキ仲間そのまま、まさにBad Company!

サイモンはずいぶんタイトなドラミングだったけど、バッド・カンパニーとしてはああなのかもですね。Freeの頃のエロチックとも言える粘るドラムも時折交えもう最高。もうじきソロ・アルバムも出すようですので、それも期待して待ってます。
あ、その後、楽屋でサイモンの別の姿を知ることになるのですが(笑

ベースのリン・ソレンセンは知らない人だったけど、個人的にはこういうお茶目な人は好き。ハワード・リースが一生懸命リードを弾いてキメている時に、ステージの反対側でライトハンドしたりベースをくるくる回したり(笑
普通のバンドだったら、”なんだよ!? 人がキメてる時に!”となるんですが、メンバー中最年少ということもあり許してもらっているんでしょうかw
そしてベースもだけど、バッキング・ボーカルでの貢献も大。タイプ的にはグレン・ヒューズみたいな人かとw

あとハワード・リース。ミック・ラルフスが来れなくなったことで、突然一人でギターをまかなうことになり大変だったと思いますが、十分その役割を果たしたと思います。
そしてミック・ラルフスでもなければポール・コゾフでもない、”Bad Companyのハワード・リース”なギターだったのがとにかくエラい!
特にBe My Friend。もしかしたら客の多くは、あのコゾフのような泣きのギターを期待したかもしれないのに、ちゃんと自分らしいソロを弾いたのは感心しました。

ミック・ラルフスが来ないとか、演奏時間が短いとか、Freeの曲をやらないとか、いろいろネガティブな事を言う人もいそうですが、そんな些細なことは吹っ飛ばすほどの現役感たっぷりの充実したライブでした。
そして特に最終日は、もう伝説化すること必至の感激ライブでした。

バックステージ・パスを手配してくださった◯◯さん、一緒に行ってくれたHちゃん、直前までTwitterなどで一緒に盛り上がってくれたみなさん、そしてバンドのメンバーにスティーブンに感謝です!


Bad Companyの1st。
1974年発売。
今回のライブでも、このアルバムから5曲(Can't Get Enough, Ready For Love, Bad Company, Movin' On, Seagull)も演奏したほどの傑作。
この頃の情報量の多い演奏、録音はCDじゃなくてLPで聴きたいですね。


Freeの唯一の公式ライブ盤。
1971年発売。
最終日に演奏したBe My Friendのライブバージョンが収録。
昔持ってたLPは全体が封筒型でメンバーの顔写真が切手になってるもの。凄い高価で売れたw
盤の最後は Get Where I Belong というスタジオ録音。コゾフのこと、観客のこと、人生のことがトリプル・ミーニングで歌われる名曲で、個人的にはFreeのベスト。