2010/02/27

噂のCR-Zに触ってきました


噂のホンダ CR-Z に触ってみたくて青山のホンダウエルカムプラザに行ってきました。

昨日は六本木ヒルズで発表会をやっていて、片目でそれを眺めつつ通り過ぎていたけど、発表資料などがサイトに載り始める読み込んでみると、これは無視できないぞと(笑
基本的にスペック至上主義的な日本車はスルー方針なんだけど、雨の中わざわざ青山で電車を降りて触ってきました。

2月28日まで全4色のCR-Zを展示していて、28日にはトークショーなどもイベントもあるようだけど、混雑が予想されるので平日の今日を狙って。でもプラザには僕と同じように仕事の途中で何故か青山一丁目駅で降りてしまったような人がいっぱい。人気高いねぇ〜。

スペック的には以下の通り。

駆動方式:FF
エンジン:1500cc VTEC + IMA
全長/全幅/全高:4080/1740/1395(mm)
ホィールベース:2435(mm)
車両重量:1130kg
エンジン性能:114PS、14.8kgf・m
モーター性能:14PS、8kgf・m

さすがに往年のCR-X並のサイズ、重量は無理だったみたいだけど、現行の各種安全規制をクリアしてこのサイズ、この重量を量産大衆車で実現したのは立派。
少し前に某輸入メーカーの方と、”車重1トンちょっとで120ps未満、フロントに低重心の軽量小型エンジンぶら下げたコンパクトなクルマがあれば、エントリー向けスポーツカーにもファンカーにもなるのに”という話題で盛り上がったんだけど、結論としては、「もうそんなクルマは作れない」でした。
安全規制の問題、コストの問題など複雑に絡み合うので技術的には可能だけどビジネス的には無理だよということでした。

でもこのCR-Zは見事に回答出してますねぇ。

昨日の発表会でホンダから「動力性能でガンガン行くようなスポーツカーというつもりはない」という発言があったみたいだけど、スポーツカーの定義と動力性能ってあまり関係ないもんね。
1100Kgなら110PSもあれば充分。例えば205 GTIの1.6なんか1000Kg弱で90PSそこそこだったはず。それであれほど面白かったのだから。
となると、後はエンジンのレスポンスがどの程度のものか気になるけど、モーターアシスト付きの場合はどうなるのかちょっと想像できない。
こればかりは試乗してみないとどうにも言えないな。


展示車両は触り放題。
これはシートから眺めたところ。

狭いです(笑

いわゆる”プレミアム”なコンパクトスポーツカー的なタイト感を演出したものではなく、単に狭いだけ。
スペック的なところを除けば、この質感が賛否をよぶところでしょうね。
ドアの内張りとかもパコパコ。ドイツ車的なガッチリしたものとは対極にあるような内装で、例えばイタフラあるいはドイツのホットハッチから乗り換えようという人には抵抗あるかもしれない。
でもこの敢えてチープにしたところが良いと思うんですけど。安全基準をクリアしたうえで、軽量かつリサイクル可能であればオーケーという合理的に割り切ったところがこのクルマの存在意義だし。
”軽くて小さくてそこそこパワーがあって運転が面白くて安価” − スポーツカーをこう定義する人も多いと思うし。


昨今のプレミアを有り難がる風潮や行き過ぎたマーケティング志向のせいか、やたらパワーがあったりユーザに媚びたようなクルマを作り続けた結果、乗りたいクルマがなくなってしまったように感じていたけど、これは久しぶりに作る側と買う側の想いが一致したクルマですね。たぶん売れるでしょう。
だいたい、この青山のショールームに並ぶホンダ車が、家族向けのチンタラした四角いクルマばかりだったのがおかしい!(あ、言い過ぎかも)

この写真はシートに推定体重100Kg超のお父さんが座ってる状態で撮影。
彼がシートに腰を下ろしたら車高がみるみる下がりましたね。”車重が軽いってこういうことか!?” と言うべきか、”体重があるってこういうことか!?”と言うべきか(笑

リアゲートを開けるとこんな感じ。この下に40リットの燃料タンクとバッテリーが収まっているんですかね。

展示車両のうち触れるのが3台。うち2台がMT。
実際に販売される車両も半数近くはMTになるんじゃないかなぁ。

ATの2ペダルは例によって左足ブレーキを考慮しないもの。下手に左足ブレーキを使うとコアダンプを吐いて停りかねないので、これはやはりMTで乗るものでしょう。
MTのペダルはアクセルもクラッチも軽くて、配置も含めて僕的にはちょっと違和感があったけど、がんがんアクセル踏んでシフト操作するにはこれでいいのかも。
ただモーターアシストで速く走るにはどうすればいいのかよく分かんないので判断保留。将来的にはこういうものだということにもなりそうだし


月末までのフェア中は無料ドリンクコーナーも出店。

いつもは原宿で移動カフェをやっているというおじさんが有機コーヒーやフルーツジュースなどをふるまってくれてます。

結論的には、ホンダが、近未来の自動車のトレンドを示すクルマを、いかにもホンダらしいかたちで提示してきた。ということかと。

もう若いヤツはみんなコレを買って乗れ! と思いますね。