2010/03/03

英国ヒッピーバンドを再チェックしようかな Lindisfarne / Nicely Out of Tune


1971年頃からの洋楽ポップを中心に聴いてきて、「ロック」として意識的に聴き始めたのが1973年から。
中高生(つまりパンクまで)の頃は1枚のLPを必死に聴き込み、友人たちと手分けしてLPを買ってはみんなで貸し借りしながら必死に聴き込み、年上のお兄さん達からLPを借りては必死に聴き込んでいたけど、大学生になって経済的に余裕が出来てからはせっかく手に入れたレコードでも、ちょっと口に合わないなぁと思うとターンテーブルに乗せる機会が激減。

どっちの時代が幸せだったか良く判らないが、1枚のレコードを聴いた回数で言えば70年代モノの方が多いのは当然だね。

が、いっぱい聴いたつもりになっていても見逃している曲ってあるんだよねぇ。

昨夜、iPodのシャッフルで出てきた曲が Lindisfarne(リンディスファーン)の「We Can Swing Together」という曲。
LPからリップした曲だけど、たぶん聴いたのは20年振り位。
1970年のリンディスファーンの1stアルバム「 Nicely Out of Tune」のB面トップに入ってる曲で、みんなで夜通しスィングしようぜというパーティーソング。僅かな記憶を辿ればそうだったはず。

が、昨日先入観なしでよーく歌詞を聞いてみれば、これはパーティーはパーティーでもポットパーティーじゃない!
"Some were smoking 'Roll Your Owns' "なんて歌詞があるんだもの(笑
だからみんなで手をつないでヘラヘラしながら夜通し歌ってるワケだし、お巡りさんに踏み込まれて牢屋にぶち込まれても状況が理解できずに、みんなで手をつないでヘラヘラしながら夜通し歌うんだね(笑

そうかと、音の方もしっかり聴き直してみると、単にポットパーティーやってるんじゃなくて、みんなが集まった行きがかり上(?)そうなって、警察という判りやすく目に見える国家権力に対するプロテストなんだ、だからこの高揚感のある音なんだと分かってきた。まさに60年代の残香みたいなものをヘラヘラと歌ってたんですね。

いやぁ、ようやく、この曲を始めて聞いてからたぶん30年、すっかり誤解してました。そういう歌だったのか。
昔聴いたリンディスファーンのブートライブ(ゴメン)では、この曲を20分近く演奏していてなんじゃコレはと思ったのですが、あれも合点が行きました。ライブでジョイントをキメた60年代を通過してきた客を相手にこの曲を演奏すれば当然長くなるよね。たぶん歌詞通りにみんなで手をつないでヘラヘラしながら合唱しているんだろうなぁ。光景が目に浮かびます。

しかし、あーそうか。ボクより世代が上のお兄さん達はたぶん判って聴いてたんだなぁ。気が付かなかったボクが迂闊でした、未熟でした。30年も気が付かないなんてダメじゃん(笑

こんな風に古い歌の再発見とかもあるからロックを聴くのを止められないんだよなぁ。
60年代後半から70年代パンク前夜まで。リンディスファーンはヒッピーではないけど、でも60年代残香的ヒッピーバンドってもしかしたらこの手の歌の宝庫かもしれないと思えてきた。