2010/05/01

I'll Be There by Jackson 5

でね、例の上海万博の公式ソングを作曲した中国人は、こんなハズじゃなかったと思ってるんじゃないですかね。

ジャクソン5の「 I'll Be There」を参考に仕上げたら、たまたま誰も知らないような日本人の曲と似てしまって、同じ曲だ、盗作だと騒がれ、挙句は中国の恥だの死ねだのと(笑

最初にあのジャッキーが歌う場面を観て、あれっ? これは I'll Be There だよね? と思った人は多いはず。それが何故か日本人の曲の盗作だという話になって、さらにあれっ? と思った人も同じくらい多いはず。

もちろんジャクソン5のI'll Be Thereだって何らかのトラディショナルとかジャズ/ブルースの曲を参考にしている可能性は否定できないけど、とりあえずあれをオリジナルとすると、インスパイアAを日本人が、インスパイアBを中国人が作り、結果的にインスパイアAの方が先に世に出ていたので後発のインスパイアBが盗作呼ばわりされているという図が正解なんじゃないでしょうか。ちょっと中国人作曲家が可哀想。

日本にもかつて筒美京平さんという天才的なインスパイア作家がいて、オリジナルを参考に筒美オリジナルとしかいえない歌曲を量産してましたよね。どのくらい天才的かというと、オリジナルが直ぐに判るようで、でも絶対に違う曲。下手するとオリジナルより良いメロディだったり(笑

今回の日中の二人も筒美さんの十分の一くらいの才能でもあれば、もう少し美談になったんでしょうけどねぇ。

あと、今回の事件を端に中国の知財意識の低さが槍玉に挙げられてますが、日本の音楽界も結構ひどいです。筒美京平みたいにオリジナルを参考に自分の世界を作り上げるような才人はごく一部であって、メロディのパクリ、アレンジのパクリとかねぇ。あまり他国のことをとやかく言えるレベルではないと思いますが。