2010/11/13

富士五湖紅葉ツアーは親孝行ツアー

夏の猛暑の影響か、あちこちの紅葉の時期がいつもと異なり、行ってみないと分からない・・状態みたいです。

うちの親も最初は長野県内の名所に行くつもりだったようなのですが、調べてみると11月上旬という段階で既に時期が過ぎてしまっていたもよう。
じゃぁ少し足を延ばして・・と検討しているうちに、富士山が観たいねとか、温泉にも入りたいねとか、どんどんリクエストが膨らみ、結局ボクが運転手兼ツアコンとして同行し、富士五湖方面へ行くことになりました。

週末はたぶん激混だろうから平日! ということで平日の朝8時半に信州上田を出発。
まずは上田〜和田峠〜中央道岡谷IC〜中央道一宮御坂IC〜河口湖 というコース。
もっと近い、早いコースもあるんですが、老人2人が同乗しているので、山道峠道は極力避ける、すぐにトイレに入れるよう高速道路を使うがポイントです。

出発して1時間半。まずは諏訪湖SAで休憩。諏訪湖を眼下に見ながら休憩。空もすっきり青いし、それが湖面に映ってこれはこれで良い景色。ついでに温泉にでも・・と思ったら10時営業開始でした。ちょっと早すぎた(笑

諏訪湖SAから中央道をちんたら1時間走って一宮御坂。それからすっかり快適になった御坂峠を越えて河口湖に着いたのが11時半。所要時間3時間。
助手席リミッターどころか後席リミッターまで付いているので、高速でも制限時速+ 程度、峠道でも登坂車線をキープして走っているのに3時間。早いものです。

さて、最初の目的地は河口湖。
ここで「富士河口湖紅葉まつり」というイベントをやっているので、手抜きツアコンとしては、そういうイベントに放り込んでおけば勝手に楽しんでくれるだろうという目論見です(笑

しかし、さすがオレの親というか。ズラリ並んだ屋台とか全く興味なし。富士山眺めて紅葉が観たいんだとばかりにイベントから離れて湖岸で撮影会(笑

この日は天気はいいし暖かいんだけど、富士山のこちら側に多少の雲がかかり眺望的には今イチ?

これは「もみじ回廊」という名所。
もみじ祭りイベントの、一番の目玉ですね。

写真は色づいていますが、実際には回廊(100m程度?)のごくごく一部。
ほとんどの木々はまだ葉っぱが緑色していました。
今年は11月中旬以降にならないと見ごろとは言えないんじゃないでしょうか。

ちょっとガッカリしながらほうとう屋でそば(信州人なのでw)を食べながら作戦会議。

あまり紅葉には期待できないから、もう一箇所もみじの名所をチェックしたら富士山巡りをしようということに。

それにしても、平日だというのに高齢者観光客の多いこと。
先日のバドカンもオッサンばかりでしたが、あれより年齢的には一回り上。そして女性が多いんですね。これまで”シルバー市場”と言われてもピンと来なかったんですが、平日の観光地に殺到する高齢者を見て納得。これからの日本経済は高齢者にかかってます!

これはイベント会場から少し離れた、でも河口湖畔の「もみじトンネル」という名所。

道路の分離帯に植えられた木々が路上に覆いかぶさりトンネルみたいだから・・という場所です。
なぜかこちらの紅葉は今が真っ盛り。
そしてここもカメラと三脚を構えた高齢者ばかりw

とはいえ、平日ということもあり20台以上は停められそうな駐車場(本当は観光客用じゃないけど)も1/3くらいは空いてましたね。もっとも週末とかは渋滞必至ですね。
最近の高齢者はマナー悪いから、後ろのことなど気にもせず駐車場待ち渋滞しそうw

そうそう、この写真はiPhone 4の標準カメラをHDRモードで撮影したもの。紅葉の色もしっかり出ているのに、青い空と白い雲がしっかり写っています。
適正露出で撮影したものは空の青が完全に飛んで白くなっているので、まさにHDRの本領発揮。

河口湖の次は精進湖へ。

ところが、西湖の外れの方に湖岸へ降りられる場所を発見したので、車を停めて西湖を散策。

実は西湖を訪れるのは初めて。
普段は敢えて西湖を通るルートを選択することはないですからね。

河口湖側から見たときは雲がかかっていた富士山も、こうして西側から見ると雲もなく山体全体が見通せました。
手前に小振りな湖があり、その向こうに富士山がそびえるフォトジェニックな風景。

しばらく富士山をバックに記念写真など撮っているうち、ふと風が止み、さっきまで小波だっていた湖面がツルッとした面をみせるようになりました。

たまたまその時に水に手を突っ込んで遊んでたりしていたので、湖面に写る富士山、つまり逆さ富士が見えることに気が付きました。

これがその写真なんですが、なかなか素晴らしい。

考えてみると逆さ富士をライブで見たのは初めてかもしれません。
写真や絵画では目にしたことはありますが・・

しかし、富士山てそれだけでフォトジェニックなので、こうして素人が撮ってもカレンダーや絵葉書の劣化コピーにしか見えないですねぇ(笑

また風が出てきたので西湖を後にして精進湖へ。

タンクローリーが転落した影響もほとんどなさそうな精進湖の、有名らしい眺望ポイントから。

ここからだと富士山の山麓全体が見えて美しいです。またもカレンダーか絵葉書かという感じですけど。

富士山と手前の前富士が一直線に並び、こういう富士山も新鮮です。
こういう構図も初めてかもしれません。

もうこうなれば絶景ポイント全チェックだ!

今度は本栖湖に移動して、現行千円札でお馴染みのあの構図で富士山を見よう!

本栖湖もけっこう広いんですが、地図をみながら県道709号沿いだろうと見当をつけて西側からチェック。
結局ほぼ湖を2/3周した、709号と国道300号の接続地点付近にありました。
県道709号との2回目の接続地点を目指して行けば良かったんですね(笑

たしかに千円札と似てる。

この場所は誰でも納得のスポットなので、高齢者ばかりではなく、普通の観光客もいっぱい訪れていました。

もう少し別の方向からということで朝霧高原へ。
すすきがいっぱいで黒澤明の映画みたいな風景なんですが・・写真を撮っているヒマがなかった(笑
さらに富士宮まで足を延ばして焼きそばでもどうかとオファーしたのですが、そういう一過性の流行りには興味がないということでUターン。

いちおう富士山も眺め尽くしたので今日はこれくらいで...

というところで山を見たら、夕焼けが映えていわゆる赤富士状態。

ここで、夕方だからもしかしたら湖にもナギがあるかもしれない! 赤富士+逆さ富士が見えるかもしれない! とピンと来たので、もう一度精進湖のさっきのポイントをチェック。

予想的中。
風もなく湖面は見事な面ツル状態。

それこそ鏡のような湖面に夕日に赤く染まった富士山が映り込んでいました。

下のほうから徐々に暗くなる富士山と湖面に映る富士山を20分くらい見ていました。
観光客もとっくに帰ったか湖畔には人も少なく、どこにも出没するカメラ小僧ならぬカメラ爺も1人だけ。静かな世界でしたねぇ。

しかし、構図的にはこれでいいんだろうか? 手前の湖岸に並ぶボートを入れた方がよかったのか、空の色が判るようもっと空の部分を大きく取った方がいいんだろうか、湖の神秘性を強調するよう湖面を大きく写すべきだったかとか。カメラ素人で絵心のない私には判りません。

これは夕日が沈んだ直後のもの。

赤富士ではないですが、これはこれで美しい富士山ですね。

当初の目的だった紅葉こそ今イチでしたが、その代わりに西湖で逆さ富士、精進湖では赤富士の逆さ富士と思いもかけぬ幻想的な光景を目の当たりにすることができ、大満足の一日でした。