祝!復活 WIRED VISION

HotWired Japanが活動を停止して約1年。
先週24日、新たにWIRED VISIONとして復活しました。
編集長も同じ、翻訳スタッフも同じ。ただ外部ライターが大分変わりました。

Webマガジンの中では老舗の部類で、米国のHotWiredからライセンスを受けての翻訳記事+独自コンテンツでIT系サブカル(というか、WIREDはサブカル系ITか)の世界ではリスペクトされていたサイトだったのですが事情があって休刊中だったHotWired Japan。それが名前を変えての復活で、個人的には嬉しい誤算。

雑誌の方のWIREDも昔は定期購読してまして、日本語版はあっという間に廃刊になったけど本国版はずいぶん読み続けていました。最近どうも傾向が変わったのか、ボクが歳をとったのか、青山ABCなどで手に取って立ち読みはするけれど・・状態なんですが。

WIREDの中で未だに忘れられないのがもう10年以上も前に読んだジョージ・ルーカスへのインタビュー。
DVDなどのパッケージ、VODなどのネット配信があたり前になれば、映画館は無くなるのか、映画は変わるのか?
という質問に対してルーカス大先生は
「観客は、大画面の映像を観、そして他の人々と時間と感情を共有するという体験を得るために映画館に足を運ぶのだ」と答えます(あ、うろ憶え。ウラを取りたいが現物は実家の雑誌の山の下)。
なんと深いお答え。iPodやPSPで個人的に観る映画、家庭のAVシステムで家族や仲間と観る映画、映画館で見知らぬ人々と観る映画、同じ映画を観るという行為にも関らず、それぞれ体験の質が違うということなんですね。
パッケージで配給するか、ネットで配信するか、興行システムに乗っけるか、そんなことは流通の問題だと思いきや、実はコンテンツの質を左右する問題でもあるのですね。

動画をネットや携帯で配信することが、各種デバイスで高品質な映像を再現することが、映像ビジネスの世界を変える・・・みたいに思われていて頑張っている人も多いけど、もう一歩踏み込んで、ユーザに提供しているものは何なのか? 映像なのか、映像を観る行為なのか、そこで得られる体験なのかを考えながら関って行きたいと思います。って最後は仕事かよ(笑
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