暗殺者

20年くらい昔、まず欧米で人気が出て、その後しばらくして日本でもそれなり人気の出た小説家ロバート・ラドラム。

エスピオナージという分野そのものが目新しかった当時、そのハードボイルドを通り越したドライな中身にハマった読者も多いと思います。
ただふと冷静に考えると「こりゃヤリ過ぎだよ」と思わないこともないのが難点か。
その辺りはこの駄文も参照ください。

短かったピークを過ぎた後は、なんじゃこれ的な駄作を連発しすっかり過去の人になってしまいましたが、その中でも自他ともに認める最高傑作がジェイソン・ボーンを主役にした「暗殺者」とその後の3部作。まぁ「暗殺者」一作だけでも十分ですが。
他にもサム・ペキンパーが監督した「オスターマンの週末」(あ、映画のタイトルはバイオレント・サタデー)なんてのもあったり、とにかく濃い小説をいっぱい書いているのですが、残念ながら風化せずに残ったのは暗殺者だけみたいです。

しかし、まさかこの「暗殺者」シリーズがマット・ディモン君のハマり役として、こんなに大ヒットするとは思いませんでしたね。逆にジェイソン・ボーンは知っているけど、ラドラムの暗殺者知らないという人の方が多いんじゃないでしょうか。
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