Black Ice


いよいよ来週に迫ったAC/DCの8年振りアルバム「Black Ice」
やはり2008年の最大の事件はアメリカの金融危機、2番目は北京オリムピックじゃなくてAC/DCのアルバム発売。そのくらいの世界的な事件ですからね。いろいろ騒々しくなってきました。

米国ではウォルマートとその系列店、あるいは公式サイトのオンラインショップでしか販売せず、ウォルマートのない都会(ニューヨークとかLA)はどうすんじゃいという話にもなっているようです。
そこでそんなウォルマートを知らない都会っ子のために「AC/DC Black Ice Bus」という巡回バスを走らせるようですね。
場所はニューヨークとロサンジェルス。16日から一週間の予定で市内を走らせ、ニューアルバムが試聴可能。気に入ればその場でCDも購入できるらしい。

いいなぁ。東京でも走らないかなぁ。まぁ人気からすれば、NYCなら1日で1万枚は軽く捌けるけど日本じゃ一桁少ないから無理か。

それともう一つ、AC/DCはiTMSで楽曲を販売しない。

頭が旧くてシステムが理解できないとか、DRMが軽いからとかという理由ではない。
「アルバムとして聴いて欲しいから」
というのが理由。

これは一つの見識だと思う。
60年代末(具体的にはビートルズのサージェントペパーズ以降)から、アルバムという形態自体が意味を持つようになり、シングルの寄せ集め的アルバムから、一つの作品としてのアルバムが主流になってきていた。
この流れが昨今のポップ化でシングルとアルバムの区別が希薄になり(違いは値段だけ)、楽曲をバラで購入できるiTMSがさらにアルバムの意味を引き下げることになった。
まさにスーパーで音楽を買うようなもので、それが本当に音楽にとって良いことなのかは未だなんとも言えないと思う。

やはりAC/DCはアルバム1枚50分のグルーブに身をどっぷり浸すことが快感でもあるというのが本人たちもよく判っているんだろうね。
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