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老舗輸入レコード屋のCISCO(シスコ)が倒産したらしい。
正確にはCISCOというのは店舗ブランドで運営会社であるシスコインターナショナル社が倒産だが。

70年代からの由緒ある輸入レコード屋で、あまり新宿には通わないボクにとっては青山のパイド・パイパーと並ぶ思い出の店だ。
パイド・パイパーはロックの保守本道とその周辺が充実していたが、シスコは今でいうオルタネイティブな香りがあり、NW系の品揃えにも強く、ここではパンク/NW系の12インチシングルをひたすら買いまくった。
2,3年時代は下るがダイエー系のCSV(NW系店員とロック系店員の仲の悪さで有名)でNWの新譜を、セゾン系のWAVE(今の六本木ヒルズのとこ)でさらにアバンギャルドな音楽や今でいうワールド系音楽を探して、1日に3軒(その頃にはパイドパイパーはなくなっていた)回って一ヶ月のバイトが全部パーなんてこともやっていましたね。

その後、タワーレコードが渋谷東急ハンズの近くに出来て、すぐ近所に店を構えるシスコがどうなるかと思ったけど、ライトユーザが通うタワーと、ある程度音楽を知っているユーザが使うシスコではユーザ層が異なるため、うまく棲み分けできていたみたいです。

その後のCD時代にうまく対応してきたんですがCDの売り上げ低下には勝てず、昨年から実店舗は全て閉鎖し通販オンリーでビジネスをしていたようです。
結局そんな対応もうまくいかなかったということですかね。
少なくとも日本の輸入レコード文化の一端を担っていたショップだけに残念。
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