Real Animal / Alejandro Escovedo

話題のAlejandro Escovedoの新作(ソロ9作目)を購入。

Alejandro Escovedoと書いて「アレハンドロ・エスコヴェド」と読みます。

芸歴は長い人で、あのSex PistolsのUSツアーのサンフランシスコ公演の前座も務めたというから相当のものでしょう。
当時はバンドとしての活動だったけど90年代に入ってからはソロとしてレコードを出し続け、オルタナ・カントリー、ルーツ系ロックとパンクのミッシングリングのような存在として英米ではかなり知名度が高い人です。
ちなみに苗字から分かるようにメキシコ系。一族にはあのシーラ・Eもいるらしい。

さて、この新作(といっても半年前に出たものだけど)は、数年前に大病(肝炎)患って以来、2作目。全作はジョン・ケイル(!)がプロデュースだったけど、今回はトニー・ヴィスコンティがプロデュース。
曲はアレハンドロと元Green On RedのChuck Prophetによる共作。

音はアメリカン・ルーツ・ロック。ロックンロール、カントリー、スワンプ、ロカビリー、ソウルetc, etc. アメリカ音楽の最良の部分をモダンに鳴らしてくれて最高。
パンキッシュだった頃のジョン・ハイアット、知性的なジョー・キング・カラスコ、ルーツに戻ったジョー・イーライ、ニック・ロウ・・・そうしたミュージシャンとの類似性がすぐ思い浮かぶような、滋味溢れる人力演奏。

もしかしたら「普通のロックじゃん」と見逃されてしまいがちかもしれないけど、この普通に深いロックが良いんですよ。
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