容疑者Xの献身(映画)

基本的にこういう映画は見ないのだが中二の息子にせがまれて鑑賞。

東野圭吾の同名のベストセラーを福山雅治を主演に迎えて映画化。
よく知らないがTVでもシリーズ化されているらしい。

映画の中身は良く出来た2時間ミステリードラマを映画化してみました。という感じ。
絵作りは見ただけでテレビ屋だなと分かるものなので期待しないように。

トリックはかなり早い段階で判ってしまう。
制作側としては「伏線」として見せたつもりなのかもしれないが、あれは「ネタバラシ」以外のなにものでもないと思う。

また原作もそうだが、エラリー・クィーンが提唱し始めて以来の推理小説の基本を無視するのはいかがなものか。必然性のない偶然、探偵のみが何故か知ってる新事実、隠れた登場人物、怪しい中国人(あ、これは関係ないか)等々を排除してこそ誰もが納得できる物語として成立するのだが、最近はそういう基本とも言えるお約束を無視して「推理」と称するのだろうか?
だから推理小説、ミステリー映画ファンからすれば「これはないだろう(憤」という作品になってしまったのだと思うのだが。

したがって、この映画の見せ所は松雪泰子の美貌。それ以外ないのではないか?
いいなぁ、松雪泰子。30代の女性としての力強さ、成熟した美しさ、もう絶賛するしかないです。
あんな弁当屋さんがあればボクだって毎日通います。
アパートの隣にあんな人が住んでいれば我を忘れてストーカーと化してしまうかも。

あと主演の福山雅治。なんでも映画には20年振りの出演だそうで。
ボクは通っているジムが同じで月に何度か福山さんを見かけるのですが、映画のフィルムの中の彼より、実物の方がもっと若々しくて格好良いですよ。この映画で一番困惑したのが、なんかおっさん臭く見える福山さんの姿。
ちゃんとした監督のちゃんとした映画でリベンジした方が良いと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加