Che Part One


スティーブン・ソダーバーグ&ベニチオ・デル・トロの「チェ 28歳の革命」(原題: Che : Part One)を深夜の六本木で観てきた。

評判が良いので週末の昼間は避け、上映終了が終電過ぎになる回を選んで観に行ったが、それでもかなりの客が入っていた。

アーネスト・チェ・ゲバラの短い生涯を二部構成で描く作品の前半にあたる部分で、キューバ革命の成功に至るまでとその前後がドキュメンタリータッチで描かれている。

この前半部はキューバ上陸後のゲリラ戦がメイン。
生々しい戦闘シーン、情けないゲリラの実情など単なる英雄談ではなく、なぜゲバラがこれほど人を惹き付けるのか、細かいエピソードを積み重ねて説得力のあるストーリーになっている。

なぜ今ゲバラなのか。
この映画が製作されたのは2008年。つまりゲバラ生誕80周年にあたる年であり、もちろんそれを狙っての製作もある。
しかし、すっかり多極化した世界にあってオルタネイティブとしてのゲバラを再評価(10年毎に再評価されているという話もあるが)しようという機運もあるのではないだろうか。

今日のBGMはRicky Gianco & Robert Wyattによる「Hasta Siempre Comandante」。ゲバラ讃歌の美しいカバー。
それとCharlie Hadenの「Song For Che」。これは「Liberation Music Orchestra」収録。(Robert Wyattも「Ruth is Stranger Than RIchard」でカバーしている)
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