In The Shadow Of The Moon


60年代から70年代にかけNASAが実行したアポロ計画のドキュメンタリー「ザ・ムーン」を観てきました。
じっくり観たかったので六本木ヴァージンで26時からの上映を狙って鑑賞。狙い通り観客はボクも含めて2名。これまでの最少記録を更新です(笑

さて、映画の中身はNASAの初出映像を含む膨大な記録映像と、今回撮り下ろした宇宙飛行士達のインタビュー映像。

リアルタイムで衛星中継にかじりついて世代だけど初めて観る映像に釘付け。ルナローバーが走り回る場面とか、修復されて奇麗になった映像とか、それだけでも必見。
膨大な予算を注ぎ込んで月に行っただけとか批判も多いアポロ計画だけど、その後のコンピュータサイエンスの発展、プロジェクト管理技術の発展などなど、間接的な成果はアメリカの超大国を維持する基礎として今に至るまで影響を与え続けていますからね。

インタビューもユーモアある語り口で当事者達が証言する訳で説得力は十分。
ただニール・アームストロングは出てきません。周囲の宇宙飛行士の語るニール像から、何故彼が象牙の塔に閉じこもっているのか、何となく推測はできますが。

映画の終盤、宇宙飛行士達の口から、宇宙での体験を通じて彼らが何を感じ何を得たのかが語られます。
宗教的な感覚、神秘体験など、この辺りは予備知識なしで聞くと誤解を招きかねません。
予習復習を兼ねて、立花隆の「宇宙からの帰還」を読んでおくとよいかと思います。
宇宙体験の彼らの人生、立花隆がインタビューした体験談が詳しく解説されているので、この映画のインタビュー部分を補強する良いテキストになると思います。
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