Godfather Saga


金曜日に六本木バージョンでやっていた「ゴッドファーザー イッキ観」というオールナイト上映を観てきました。

上映開始が金曜日の21時。それから途中休憩を含め延々と9時間半。全上映終了が土曜日の朝6時半というマラソン上映でしたが、さすがゴッドファーザー、途中寝ることもなく魅入ってしまいました。

IとIIは劇場、テレビ、ビデオ等でもう何度観たかわからないけど、いやでも劇場の大スクリーンで観るのはやはり良いです。
マフィアの世界を生々しく描写しながらマイケル・コルレオーネの成長を描くパート1。
ドンとしてのマイケルと並行してヴィトーの前半生を描くパート2。
どちらもストーリーも映像もパーフェクト。
パート1における、クライマックスへ向けてのたたみかけるような緊張感のある作り込み、
パート2での二つのストーリーをダウナーなクライマックスへ向けて収束するまとめ方。ファミリーと世界史の転換点が一つになるエンディングのリワインド。うーむたまらん。

見所満載で本当に目が離せないんですが、残念だったのはパート2のフィルムがかなり傷んでいたこと。色調もおかしかったし、パート1はデジタル版を上映してくれたのに、何故パート2だけ古くて状態の良くないフィルムでの上映だったのか。せっかくの機会だったのだから良いコンディションでの上映にして欲しかった。

パート3は昔最初に観た時にコッポラも疲れたなぁと感じ、その後も回数的にはあまり観ていなかった。今回久し振りに観た感想は「昨今のハリウッド映画レベルで考えれば傑作、全盛期のコッポラと比べれば普通」
たぶん、80年代に一気に観客の鑑賞力レベルが落ちたんだね。そういう客を相手にパート2なんか見せたら実験映画と同じで客はワケがわからないので、分かり易くストーリーをまとめざるを得なかったということでしょう。
ただソフィア・コッポラに役者としての才能がなかったことは再確認できました。あの喋り方を何とかしろよ。
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