SA and iPhones's GPS

2009年4月5日に北朝鮮が発射したいわゆる飛翔体については、大気圏再突入とかペイロードとか突っ込みどころ満載で大友克洋の漫画に出てくるどこに飛んで行くか分からないお笑いICBMじゃん・・というのはおいてといて、当時GPSのSAがどうなっていたのかが今さら気になってます。

本当は発射前からGPSデータをモニターしていれば良かったんだけど、お笑いICBMを舐めきってたので発射時には寝てました(笑
発射の情報は町内放送用スピーカーの大音声で叩き起こされて知るという情けない状態でしたからね。

アメリカが運用するGPSでは、2000年4月までSA(Selective Availability)という意図的かつランダムな誤差が混入されていて、GPS単独では精度が出ないようになっていました。
(DGPSという、誤差を打ち消して精度を劇的に向上させる技術もありますが。今回は関係ないので触れない)
しかし今はSAが解除されているので、カーナビやGPS携帯あるいはiPhoneなどでは単独でもかなりの精度が出るようになってます。

で、先日の北朝鮮の飛翔体いやICBMも誘導装置としてGPSが使われていると推測されるので、米軍も当然手を打ってくるだろう、具体的にはSAをどうするのだろうとは思っていたのですが、肝心のその時にチェックし忘れた(笑

ただその時間帯の前後にカーナビが狂いまくったとか、GPS携帯の精度がぐっと落ちたとか、その手の話はネットにも全然見当たらないようなので、SAの再適用とかは行なわれなかった可能性が高いようです。
まぁSAがあると日本の自衛隊を含む政府機関とか自治体も困るだろうから分かりますが。
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