Purple Speed Queen


カーヴド・エアの4作目「Air Cut」がようやくCD化された。

女性ボーカルのソーニャ・クリスティーナ(ポリースのドラムの奴と結婚してたことがある。汚点)、ヴァイオリンその他のダリル・ウェイそれにキーボードのフランシス・モンクマンを中心にクラシカルないかにもなプログレを展開していたバンドで人気も高いはず。

しかしCD化に関しては長年可哀想な扱いを受けていて、このアルバムなどは35年間も放置されていた。
ボクはリアルタイムでカーヴド・エアを聴いたのはこのアルバムからなので愛着もあり、CD化を首を長くして待っていた一人。とにかくCDで聴けるようになって喜ばしい限りだ。

ダリル・ウェイとフランシス・モンクマンが抜け、その代わりをエディー・ジョブソンが一人で埋め、さらに専任のギタリストとしてカービーが入ったので、それ以前と音の印象はかなり違う。
基本線は変わらないのだけど、音がタイトになり時にハードロック的様相を呈するところとか。
個人的には素っ頓狂に飛び出すフランシス・モンクマンのクラシック趣味がなくなっただけでもかなりの高得点(笑

で、アルバム冒頭の曲のタイトルが「Purple Speed Queen」。何がやりたいのか非情に分かり易いタイトルですね。
昔これを見たときは友人(←このアルバムを買ったのは彼)と二人で笑い転げましたね。
フランスのプログレバンドHeldon(エルドン)の曲に「In The Wake Of King Fripp」という、これまた何ともな曲があるのですが、それと双璧をなす曲名じゃないですかね。
曲自体も良く出来ていると思いますし。

このPurple Speed Queenで始まり、Easyという同系統の名曲で終わるこのアルバム、客観的にもセカンドと並ぶカーヴド・エアの傑作と思うんですが、しかしなんで35年間も放置されていたのかなぁ?
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