原美術館でアート・スコープ 2015-2017

開幕してから一ヶ月以上も経ってしまいましたが、ようやく原美術館の「メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015-2017 漂泊する想像力」を見学に行ってきました。
(↑ 原美術館のサイトはFlash必須なので注意ください。早くHTML5へ移行してくれればよいのですが)


暑い中、都営バスで御殿山まで行き、バス停から歩くこと200mちょっと。
いつもの見慣れた原美術館へ。



今回フィーチャーされているアーティストは3人。

日本からドイツに派遣された 泉太郎。
映像系のインスタレーションを主な活動領域にしているようです。




ドイツはベルリンで撮った画像、映像を使ったインスタレーション。ギャラリー Iではこれをメインに、他にもいくつか映像インスタレーションが。

個人的には、飛行機内の様子を皮肉ったかのような、このインスタレーションが良かったです。

最近の飛行機はエンターティメントが充実して、各自のシートでそれぞれ好きなプログラムの映像が流れていますよね。あの狭い空間で文字通り肩肘突き合わせた他人同士が、それぞれシカとしあって自分だけの時間と空間を楽しんでいる様子って、よーく考えるととっても変じゃないですか?
自分は飛行機に乗るたびにそんな違和感を感じるので、このインスタレーションを見て判る〜と膝を打ちそうになりましたね。


逆にドイツから日本に派遣されたのがメンヤ・ステヴェンソン
若いのに版画から写真、映像など幅広く創作しているようです。

これは版画。
でももっと良かったのが

日本とドイツで撮った写真を、原美術館の緑の庭をバックに展示。画像と庭とが混然とした不思議な空間。


もう一人、招待作家として写真家の佐藤時啓。
東京都内各所の1990年頃の写真と今年2017年に撮影したものを並べて展示するという作品。


これは渋谷のスクランブル交差点ですね。
ディテールな部分はすっかり変わってしまいましたが、大きなブロックではあまり変わっておらず、30年前には既にこの世界の骨格は出来上がっていたんだんなぁと感じさせます。

しかし、2017年の渋谷のスクランブルには氷室京介の新作のビルボードがあって情けないやら恥ずかしいやら。30年前でも恥ずかしかった人の看板が今でもこんな一等地にってどうよ??


通常、原美術館は館内、作品、中庭、レストランどこも撮影禁止ですが、今回は企画展示作品に限って撮影可能になっています。ただし三脚使用、動画撮影、フラッシュ使用はやはりご法度です。


さて、原美術館はクルマで行ければそれがベストですが、そうでなければJR品川か大崎駅から歩く、あるいは都営バス御殿山から歩くということになり、夏や冬の気候が厳しい時期は躊躇しちゃいます。

でも大丈夫、アートスコープはメルセデス・ベンツとの共催ということで、MBの最新Vクラスを使ったシャトル便が品川駅との間を走っています。

使われているVクラスは V220dという全長5メートル近い巨大なミニバン。
この手のクルマはよく知らないので、マイクロバスなのか商用バンなのかそれともアメリカ風MPVなのか見ただけは判然としなかったのですが、帰宅して調べたら日本ではミニバンとして販売しているようです。
それにしてもデカい(笑
実態は日本のセグメントでいうミニバンではなく、米国市場でいうMPVですね。

本当はちゃんとシャトル便に乗るか運転でもさせてもらって、簡単でもいいので試乗インプレッションでも報告できれば良かったのですが、いかんせんこの手のクルマには興味がないもので、乗ろうという発想すら浮かびませんでした。
次に行ったら運転させてくれって交渉してみます。


この品川駅の間の無料送迎シャトル、定員は6名で会期中の土日曜日と祝日だけの運行になるそうです。平日は運行していません。

シャトル便の時刻表は写真を掲載しておきますが、メルセデスのホームページで最新版を確認するようにしてください。



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