自販機雑誌「JAM」と「Heaven」

幻冬舎から年3回刊行されている「スペクテイター」という雑誌が面白い。
これまでもホール・アース・カタログを2号にわたって追いかけてみたりと、いわゆるカウンターカルチャー、サブカルチャーの現代における意義を追求しているので、ずっとフォローしています。

特に今回の最新号は「パンクマガジン『JAM』の神話」というもので70年代から80年代初頭のサブカルチャーにどっぷりハマっていた人たちの間で話題沸騰! という感じです。

販売している書店が限られるので、アマゾンやオンラインストアで買うことになると思いますが、これはジャケ買い、タイトル買いして全然オーケー。中身を読まずに買ったとしても、後で損したとは絶対思いません。


JAMとその後継にあたるHeaven は自販機雑誌。
昔はちょっとエッチな雑誌とかはPTAがうるさいので一般の本屋で売ることができず、自動販売機で、誰でも夜中にこっそり買えるようにしてあったんですよ。
そんな自動販売機で売ることを目的に作られたエロ雑誌が、エロ雑誌のくせにアナーキーな中身でいつの間にか表紙だけエロで中身は・・・という若松孝二の映画みたいになっちゃったんですね。

そのJAMとHeavenの当時実際に作っていた人たちやその周辺人物(既に故人となっている人もいるし)に突撃インタビューして、さらには当時のJAMをスペクテイター内に再現してみたり...
要するにデタラメなJAMの精神まで再現しました・・な雑誌になってます。

それにしても山崎春美など、ここから出てきた人たちも記事を書いていたりしますが、今の時代にJAMやHeavenを振り返ろうという編集者の情熱も凄いです。



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